【英語】1分でわかる!「have no choice but to ○○」の意味・使い方・例文は?専門家と学ぶ英語主要熟語
端的に言えばこの熟語の意味は「○○する意外に選択肢がない」ですが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。
国立大文学部卒業で、現役の英語講師でもあるライターすけろくを呼んです。一緒に「have no choice but to ○○」の意味や例文を見ていきます。
ライター/すけろく
現役英語講師として数多くの生徒を指導している。その豊富な経験を生かし、難解な問題を分かりやすく解説していく。
熟語「have no choice but to ○○」の意味は?
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「have no choice but to ○○」には、「○○する以外に選択肢がない」「やむをえず○○する」などの意味があります。いずれにしても、そのような行為をする意外に手段がない場合に用いられる表現です。つまり、本人の意向とは関係なくそうするしかない状況に置かれていることを示しています。
意味その1 「○○する以外に選択肢がない」
「have no choice but to ○○」のchoiceは、「選択」や「選択肢」という意味の名詞です。一方、ここでのbutは「しかし」ではなく「~以外」を表しています。これらを組み合わせると、「○○する以外に選択肢がない」と訳せることがお分かりいただけるのではないでしょうか。
We have no choice but to ask for his help.
我々には、彼に助けを求める意外に選択肢はない。
I had no choice but to follow my teacher’s orders.
私には、先生の指示に従うほかに選択肢がなかった。
You will have no choice but to protect yourself.
君には、自分で自分の身を守るよりほかに選択肢はないだろう。
意味その2 「やむをえず○○する」
「have no choice but to ○○」は、「やむをえず○○する」「○○を余儀なくされる」と訳されることがあります。いずれも、そうするよりほかに選択肢がないので仕方ないという意味合いを含んだ表現です。「have to ○○」と比べると、やや重苦しいニュアンスが伝わってきます。
We have no choice but to sue.
私どもといたしましては、提訴せざるをえません。
He had no choice but to admit cheating.
彼は、やむをえず不正を認めた。
They’ll have no choice but to get an attorney.
彼らは、弁護士を雇うのを余儀なくされるでしょう。
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