【英語】1分でわかる!「not so much A as B」の意味・使い方・例文は?専門家と学ぶ英語主要熟語
言い換え例:「more B than A」を使った言い換え
「more B than A」を使うと、言い換えることが可能です。「A」と「B」が名詞の時には「more」の後ろに「of」が入り、「more of B than A」という形になることもあります。
「A」と「B」の位置が「not so much A as B」とは反対になっていますが、日本語の「AというよりもむしろB」という意味から考えてみてください。「than~」が「~よりも」という意味があるので、「Aよりも」という意味を表すためには「than A」という形になります。
She is more clever than wise.
彼女は賢いというよりは利口だ。
He was more of a singer than an actor.
彼は俳優というよりは歌手だった。
The movie was more exciting than scary.
その映画は怖いというよりはむしろ刺激的だった。
言い換え例:「B rather than A」を使った言い換え
「B rather than A」を使うと言い換えることができますが、語順には気を付けてください。先に説明した「more B than A」のように「B」の方が先に来るというだけでなく、「rather」が「B」の後ろになります。
「more B than A」は「B more than A」という語順にすることも可能ですが、「B rather than A」は「rather B than A」とはならないのが普通です。文法上は可能なように思えますが、かなり古めかしい表現なので今ではほぼ使われていません。
I want to ride the bus rather than the train.
電車よりバスにのりたい。
People wanted evolution rather than revolution.
人びとは革命より進化を望んでいた。
My kids are screaming rather than singing.
子どもたちは歌っているというよりはむしろ叫んでいる。
熟語「not so much A as B」を使いこなそう
この記事では熟語「not so much A as B」の使用例や、他の表現での言い換えパターンを説明しました。比較の表現は覚えるのが大変ですが、ここに挙げた3つの表現は試験などでも出題されることがあります。「A」と「B」の位置に気を付けてたくさんの問題を解いてみましょう。