【英語】1分でわかる!「not so much A as B」の意味・使い方・例文は?専門家と学ぶ英語主要熟語
端的に言えばこの熟語の意味は「AというよりもむしろB」ですが、どちらかというと少し古いイメージの表現です。
個別指導塾で受験生の指導経験が豊富なライターさとみあゆを呼んです。一緒に「not so much A as B」の意味や例文を見ていきます。
ライター/さとみあゆ
個別指導塾で多くの受験生を指導してきた経験を持つ。そのノウハウを駆使し、受験生だけでなく社会人にも「使える英語」を伝授する。
熟語「not so much A as B」の意味は?
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「not so much A as B」は「AというよりもむしろB」という意味で丸暗記をしている人も多いのではないでしょうか。それほどこの「not so much A as B」は受験生にとっておなじみの熟語です。
「A」と「B」を比較する表現ですが、この「A」と「B」には名詞や形容詞など比べられるものを入れます。
意味 「AというよりもむしろB」
「not so much A as B」は、比較表現の一つです。「not」が付いているので、比較対象の「B」と比べて「BほどAではない」という意味を表します。
しかし例文の一つ目を訳すと、「ジャーナリストほど学者ではない」となりますが、これでは日本語としては意味がわかりません。「ジャーナリスト」と「学者」で比較すると「ジャーナリスト」である、つまり意訳して「学者というよりむしろジャーナリストである」となるわけです。
He is not so much a scholar as a jourmalist.
彼は学者というよりはむしろジャーナリストだ。
My sister is not so much amased as scared.
姉は驚くというよりむしろ怖がっている。
We watched TV not so much to enjoy the program as to kill the time.
私たちはその番組を楽しむためというより、時間をつぶすためにテレビを見た。
熟語「not so much A as B」の言い換えや、似た表現は?
「not so much A as B」は、他の比較表現を使って言い換えることができます。その際には、「A」と「B」の位置には要注意です。「AというよりもむしろB」という意味の場合、「A」の方が後ろに来る場合も少なくありません。
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