
【英語】1分でわかる!「as a matter of fact」の意味・使い方・例文は?専門家と学ぶ英語主要熟語
端的に言えばこの熟語の意味は「実際のところ」ですが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。
TOEIC900点で、海外勤務経験もあるライターのNanakoを呼んです。一緒に「as a matter of fact」の意味や例文を見ていきます。

ライター/Nanako
カナダに留学中、日英翻訳のディプロマを取得し、その後、現地企業にて勤務。日常会話のみならず、仕事でも使える英熟語を伝える。
熟語「as a matter of fact」の意味は?

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「as a matter of fact」を日本語に訳すと「実は」、「実を言うと」、「実際のところ」、「実際は」が自然な訳でしょう。
1. すでに話した内容に新たな情報を付け足す時や
2. 誰かの話したことに対して反論したり、訂正する時に使われます。
文頭、「実は…だ」、「実のところ…です」の「…だ/です」に当たる文章の前に置いて使われることが多いのですが、文末に置いてもOKです。
では、さっそく例文と一緒に使い方を見ていきましょう。
意味その1「実は」、「実を言うと」
「as a matter of fact」の一つ目の意味は、「実は」、「実を言うと」で、すでに述べたことに新たな情報やより詳細な情報を付け足すときに使います。
I’m going home early today. As a matter of fact, it’s my wife’s birthday.
今日は早く家に帰ります。実を言うと、妻の誕生日なんです。
My boss is not in the office today. As a matter of fact he is in the U.S. on a business trip.
上司は今日会社に来ていません。実は、彼は出張でアメリカに行っています。
She is still young. As a matter of fact she is only 15 years old.
彼女はまだ若い。実は彼女はたったの15歳です。
意味その2「実際のところ」、「実際は」
二つ目の意味は「実際のところ」、「実際は」で、述べられたことに反論したり、訂正したりするときに使います。
“I think that you haven’t told the truth to her yet.” ” As a matter of fact I have.”
「まだ彼女に本当のことを話してないんでしょう?」「実際のところ、話したよ。」
“Is everyone here?” “No, as a matter of fact you are the first one.”
「もうみんな来てるの?」「いや、実際は君が一番乗りだよ。」
“Was he in a bad mood?’ ‘No, as a matter of fact, he seemed quite happy.”
「彼、不機嫌そうだった?」「いや、実際は、とても嬉しそうだったよ。」
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