この記事では英語の熟語「on ~ terms with ...」について解説する。

端的に言えばこの熟語の意味は「…とは~な間柄で」ですが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

英検1級で、現役の翻訳者であるライターapril_roを呼んです。一緒に「on ~ terms with ...」の意味や例文を見ていきます。

ライター/april_ro

現役英語翻訳者。海外留学や英検1級取得、さまざまな国の人々と一緒に働くなどを経験している。読書も映画も日英で2倍楽しみつつ、興味は尽きないと、日々学び続けている。

熟語「on ~ terms with ...」の意味は?

image by iStockphoto

「on ~ terms with ...」の意味は「…とは~な間柄である」で、人と人との関係性を表現するときに使われます。

「~な」の部分は形容詞が入ればよいので、自由に表現ができますね。

terms が複数形であることに注意してください。

After spending a fun day they are on first-name terms with each other.
楽しく1日を過ごしてから、彼らはファーストネームで呼び合う間柄になった。

You are not on chatting terms with me.
あなたは私とおしゃべりする関係ではない。

He is on an ice-cold terms with Mary.
彼はメアリーと氷のように冷たい関係にある。

熟語「on ~ terms with ...」の言い換えや似た表現は?

関係を示す言葉「relationship」を使って、「in a relationship」で言い換えることができます。

また、意味は違いますが、同じ単語「terms」を使った「come to terms with」の表現の例を見てみましょう。

in a relationshipの例

「relationship」とは、人間関係に限定されることなく、「関係」全般を意味する単語です。

「be in a relationship」というと、一般的には「恋愛関係にある」、「付き合っている」という意味で使われますが、そうとも限りません。

どんな関係かを示すには、relationshipの前に形容詞を加えればよいですね。例をみてみましょう。

I am in a healthy relationship with alcohol.
私は体に負担をかけない程度の酒の飲み方をしている。

He is in a committed relationship with that woman.
彼はあの女性と真面目なお付き合いをしている。

Why do you stay in a toxic relationship?
なぜ害のある人間関係に留まっているの?

\次のページで「come to terms withの例」を解説!/

come to terms withの例

come to terms with~は、~と折り合う、話がまとまる、和解する、甘受する、などの意味になります。

自分にある「terms」(条件、許容範囲)と折り合いがついて、受け入れができるようになる状態、とイメージすると理解しやすいでしょう。

He's come to terms with his true self.
彼は本当の彼自身を受け入れた。

I finally came to terms with mom's absence.
ついに私は母がいないことを受け入れた。

She has come to terms with her strong feelings.
彼女は自分の強い感情に折り合いを付けた。

熟語「on ~ terms with ...」を使いこなそう

この記事では熟語「on ~ terms with ...」の使用例や、他の表現での言い換えパターンを説明しました。

日本語の表現の仕方とは少し違うので、最初は戸惑うことがあるかもしれません。慣れれば便利に使える熟語ですから、幾通りか文を作って練習しておくと使いやすくなるでしょう。

また「term, terms」はいろいろな場面に使われる頻出単語ですが、少し覚えにくい面があります。一度しっかり整理しておくのがおすすめです。

英語の勉強には洋楽の和訳サイトもおすすめです。
" /> 【英語】1分でわかる!「on ~ terms with …」の意味・使い方・例文は?専門家と学ぶ英語主要熟語 – Study-Z
英語の熟語

【英語】1分でわかる!「on ~ terms with …」の意味・使い方・例文は?専門家と学ぶ英語主要熟語

この記事では英語の熟語「on ~ terms with …」について解説する。

端的に言えばこの熟語の意味は「…とは~な間柄で」ですが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

英検1級で、現役の翻訳者であるライターapril_roを呼んです。一緒に「on ~ terms with …」の意味や例文を見ていきます。

ライター/april_ro

現役英語翻訳者。海外留学や英検1級取得、さまざまな国の人々と一緒に働くなどを経験している。読書も映画も日英で2倍楽しみつつ、興味は尽きないと、日々学び続けている。

熟語「on ~ terms with …」の意味は?

image by iStockphoto

「on ~ terms with …」の意味は「…とは~な間柄である」で、人と人との関係性を表現するときに使われます。

「~な」の部分は形容詞が入ればよいので、自由に表現ができますね。

terms が複数形であることに注意してください。

After spending a fun day they are on first-name terms with each other.
楽しく1日を過ごしてから、彼らはファーストネームで呼び合う間柄になった。

You are not on chatting terms with me.
あなたは私とおしゃべりする関係ではない。

He is on an ice-cold terms with Mary.
彼はメアリーと氷のように冷たい関係にある。

熟語「on ~ terms with …」の言い換えや似た表現は?

関係を示す言葉「relationship」を使って、「in a relationship」で言い換えることができます。

また、意味は違いますが、同じ単語「terms」を使った「come to terms with」の表現の例を見てみましょう。

in a relationshipの例

「relationship」とは、人間関係に限定されることなく、「関係」全般を意味する単語です。

「be in a relationship」というと、一般的には「恋愛関係にある」、「付き合っている」という意味で使われますが、そうとも限りません。

どんな関係かを示すには、relationshipの前に形容詞を加えればよいですね。例をみてみましょう。

I am in a healthy relationship with alcohol.
私は体に負担をかけない程度の酒の飲み方をしている。

He is in a committed relationship with that woman.
彼はあの女性と真面目なお付き合いをしている。

Why do you stay in a toxic relationship?
なぜ害のある人間関係に留まっているの?

\次のページで「come to terms withの例」を解説!/

次のページを読む
1 2
Share: