
簡単でわかりやすい!「原子」と「元素」の違いとは?気になるワードの使い分けを元塾講師が詳しく解説
・原子:物質を構成する際に基本となる粒子
・元素:原子の種類を表すもの
・原子には電子(-)、陽子(+)、中性子が存在する
・原子番号=陽子数=電子数
・中性子数=質量数-原子番号
・同じ原子でも中性子数が異なるものを同位体という
・原子量は質量数12の炭素 C の質量を12としたときの相対質量
原子の構造を知れば元素への理解が深まる!
原子1つ1つにはそれぞれの特徴や性質があり、それらを区別したものが元素です。原子は物質を構成する最小単位の粒子であり、全ての物質は様々な種類の元素から成り立っています。
そんな最小単位でもある原子ですが、実はその中にも電子や陽子といったさらに小さな構成物質を有していることを覚えておきましょう。それらの情報を詳細に記したものが元素周期表というわけですね。
記号や数字がたくさんありますが、周期表を丸々暗記する必要はありません。テストでも事前情報として書き出してくれる場合もありますからね。しかし覚えておいても決して損はありませんよ。化学反応式などの問題でも、その知識は必ず役に立ってくれます。見ていて楽しい写真付きの元素周期表もあるので、ぜひ探してみてくださいね。
イラスト使用元:いらすとや