化学

簡単でわかりやすい!「原子」と「元素」の違いとは?気になるワードの使い分けを元塾講師が詳しく解説

今回は「原子」と「元素」の違いについて勉強していこう。どちらも物質を構成する最小単位を表すもので、化学の文章問題や解説でも頻繁に使われるワードですね。

ではその違いはなんでしょうか。化学に詳しいライターAyumiと一緒に解説していきます。

ライター/Ayumi

理系出身の元塾講師。わかるから面白い、面白いからもっと知りたくなるのが化学!まずは身近な例を使って楽しみながら考えさせることで、多くの生徒を志望校合格に導いた。

1.物質を構成する最小単位

image by iStockphoto

原子も元素も、物質を構成する最小単位を意味する言葉として使われる場合が多いでしょう。例えば、「どんな物質も原子という最小単位で構成されている」「アルミニウムという金属はAlで表される元素から成り立っている」のように。

それでは「どんな物質も元素という最小単位で構成されている」「アルミニウムという金属はAlで表される原子から成り立っている」としなかったのはなぜでしょうか。こう書いても意味は伝わりますよね。しかしそうしなかったのには理由があるのです。

1-1.原子は物質を構成する粒子

原子とは物質を構成する際に基本となる粒子を意味します。物質の最小単位という言い方をすることもありますね。身のまわりのものをどんどん小さい単位で見ていった場合、最後に残るのがこの原子ということです。溶液を例にして考えてみましょう。溶媒、溶質、溶液のおさらいですよ。

image by Study-Z編集部

ここでは○○溶液と仮定しましょう。この溶液中には上の図のように物質が存在しています。溶媒と溶質、それぞれが混在しているのがわかりますね。この○○溶液がどんな溶質、溶媒を使用しているかわからなくても、全ては原子から成り立っています。この1つ1つ全てが原子というわけです。

\次のページで「1-2.元素は原子の種類」を解説!/

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