【英語】3分で簡単「抽象名詞」!抽象名詞の特殊な使い方も現役塾講師がわかりやすく解説
10数年間、中高生に英語を指導しているライターヤマトススムと一緒に解説していきます。
ライター/ヤマトススム
10数年の学習指導の経験があり、とくに英語と国語を得意とする。これまで生徒たちを難関高校や難関大学に導いてきた。
「抽象名詞」の基本
image by iStockphoto
名詞は5つに分類することができ、その一つが「抽象名詞」です。ほかには、「普通名詞」「集合名詞」「物質名詞」「固有名詞」があります。「抽象名詞」の特徴や使い方などを詳しく見ていきましょう。
「抽象名詞」とは?
「抽象名詞」とは、目に見えないような概念上の事柄を表す名詞です。また、数えることができない不可算名詞なので、原則的には単数形で表します。例として、次のような単語があることを確認しながら、語彙力をつけていけるといいですね。
【性質や状態を表すもの】
peace(平和)、information(情報)、knowledge(知識)、love(愛)、happiness(幸福)など
【動作がもとになるもの】
thought(思考)、death(死)、advice(忠告)、choice(選択)、agreement(同意)など
【勉強、学問に関するもの】
philosophy(哲学)、mathematics(数学)、science(科学)、physics(物理学)など
「普通名詞」としても使える「抽象名詞」
同じ単語でも、「抽象名詞」としても「普通名詞」としても使うことができるものがあります。意味に大きな違いはありませんが、文脈によって、より具体的な意味合いを持つ場合は「普通名詞」となりますよ。「普通名詞」ということなら、数えられるので可算名詞です。
抽象名詞:It is important for us to learn language.(言語を学ぶことは私たちにとって重要だ)
→どの言語か、また、母国語かそうでないかも特定していない
普通名詞:I can speak three languages.(私は3つの言語を話すことができる)
→ここでは明らかにしていないが、特定の3つの言語のことを指している
\次のページで「注意すべき「抽象名詞」」を解説!/