この記事では英語の熟語「have got to ○○」について解説する。

端的に言えばこの熟語の意味は「~しなければならない」ですが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

TOEIC765点で、アメリカでのホームステイ経験もある、現役の国際系女子大生であるライターCoCoLoを呼んです。一緒に「have got to ○○」の意味や例文を見ていきます。

ライター/CoCoLo

高校在学中に、英検2級取得及び海外ホームステイの経験を持つ。受験生から社会人まで多くの人に、現役大学生ならではの、分かりやすく、その日から活用できるような英語情報を伝える。

熟語「have got to ○○」の意味は?

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まず、皆さんは「~しなければならない」という日本語を英語に訳すとしたら、どんな表現が思いつきますか?「have to ○○」という表現がすぐに頭に浮かんだ人も多いのではないでしょうか。

そう、熟語「have got to ○○」は「have to ○○」と同意なんです。そのため、「~しなければならない」という表現はどちらでもできますが、前者は、たいてい口頭で使用されます

 

意味「~しなければならない」

「have got to ○○」という形で、義務・必要を表現したいときに使います。例えば、He has got to wake up early in the tomorrow morning.(彼は明朝、早起きしなければならない。)という風に使うことができます。

ここで注意したいのは、主語が三人称単数の場合は「has got to ○○」に変化する、また、否定形は「haven't(have not) got to ○○」という形を取るということ。この2点に注意しましょう。

I have got to do my homework right now.
私は今すぐ宿題をしなければならない。

Judy has got to go to the hospital.
ジュディーは病院に行かなければならない。

You haven't got to prepare for dinner.
夕食の準備をする必要はありません。

熟語「have got to ○○」の言い換えや、似た表現は?

熟語「have got to ○○」は「have to ○○」の他に、「had better ○○」「must」で言い換えることができます。例文を踏まえながら、まずは「had better ○○」から確認していきましょう。

\次のページで「言い換え例:had better ○○を使った言い換え」を解説!/

言い換え例:had better ○○を使った言い換え

「had better ○○」を使うと、言い換えることができます。しかし、主語が「You」のように相手に向けて使う際は、この表現だと押しつけがましさが含まれているので、目上の人には使わないのが通例となっているので注意しましょう。

また、この表現の否定形は「had better not ○○」というように、「not」の入る位置が特殊なため、何回も口にしたり、書いたりしてリズムで覚えるのもいいですね。

I had better clean the room before friends come.
友達が来る前に、部屋を片付けた方がいい。

You had better not go out alone at night.
夜に一人で外出しない方がいい。

言い換え例:mustを使った言い換え

「must」を使っても言い換えることができますが、「have to ○○」や「had got to ○○」が状況判断での義務・必要を表すのに対し、この表現は、話し手が個人的に感じる義務・必要を表します。そのため、「must」は他の義務・必要の表現より、命令的なニュアンスを含んでいるのです。

You must submit documents to the city office.
市役所に書類を提出しないといけません。

Students must not bring smartphones to school.
生徒は学校にスマートフォンを持ってきてはいけない。

She must go to work on time.
彼女は時間通りに出勤しなければならない。

熟語「have got to ○○」を使いこなそう

この記事では、熟語「have got to ○○」の使用例や他の表現での言い換え、使用上の注意など説明しました。義務・必要を表す表現を使うときには、主語が誰かや、ニュアンスの違いなどにも気を付けてみましょう。

英語の勉強には洋楽の和訳サイトもおすすめです。
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英語の熟語

【英語】1分でわかる!「have got to ○○」の意味・使い方・例文は?専門家と学ぶ英語主要熟語

言い換え例:had better ○○を使った言い換え

「had better ○○」を使うと、言い換えることができます。しかし、主語が「You」のように相手に向けて使う際は、この表現だと押しつけがましさが含まれているので、目上の人には使わないのが通例となっているので注意しましょう。

また、この表現の否定形は「had better not ○○」というように、「not」の入る位置が特殊なため、何回も口にしたり、書いたりしてリズムで覚えるのもいいですね。

I had better clean the room before friends come.
友達が来る前に、部屋を片付けた方がいい。

You had better not go out alone at night.
夜に一人で外出しない方がいい。

言い換え例:mustを使った言い換え

「must」を使っても言い換えることができますが、「have to ○○」や「had got to ○○」が状況判断での義務・必要を表すのに対し、この表現は、話し手が個人的に感じる義務・必要を表します。そのため、「must」は他の義務・必要の表現より、命令的なニュアンスを含んでいるのです。

You must submit documents to the city office.
市役所に書類を提出しないといけません。

Students must not bring smartphones to school.
生徒は学校にスマートフォンを持ってきてはいけない。

She must go to work on time.
彼女は時間通りに出勤しなければならない。

熟語「have got to ○○」を使いこなそう

この記事では、熟語「have got to ○○」の使用例や他の表現での言い換え、使用上の注意など説明しました。義務・必要を表す表現を使うときには、主語が誰かや、ニュアンスの違いなどにも気を付けてみましょう。

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