【英語】1分でわかる!「look forward to …」の意味・使い方・例文は?専門家と学ぶ英語主要熟語
端的に言えばこの熟語の意味は「~を楽しみにする」ですが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。
元学習塾講師で難関国私立高校受験対策が専門のwhite_sugarを呼んです。一緒に「look forward to …」の意味や例文を見ていきます。
ライター/white_sugar
元学習塾講師。難関国私立高校受験対策英語専門に指導。指導実績は開成高校を筆頭に国立大付属高校、早慶等多数。
熟語「look forward to …」の意味は?
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「look」は「視線を向ける」、「forward」は「前方へ」というのがザックリとした単語のつかみで問題ありません。これから先に起こることを「楽しみにする」から、どうしても意識(視線)が前を向いてしまう、といったイメージですね。
よくある間違いは、「…」の部分に動詞の原形を入れてしまうこと。一見するとto不定詞のようですが、この「to」は前置詞なので、後ろに続くのは(1)の例文のように名詞です。なので意味の上で動詞を入れたい場合には、(2)のように動名詞に変化させる必要があります。
また、動名詞の行動を話者以外が行う場合には例文(3)のように所有格をつけて表現するとスマートです。
(1)I’m looking forward to the concert.
私はコンサートが楽しみなの。
(2)Mary is looking forward to meeting you again.
メアリーは君に再会できるのを楽しみにしているよ。
(3)We look forward to your coming again.
またのお越しをお待ちしております。
「be looking forward to…」と「look forward to…」のニュアンスの違い
上記の例文ですが、(1)(2)と(3)でニュアンスが少し違うのにお気づきでしょうか。(3)が少々お堅い訳出ですね。進行形にすると友人同士の会話のようなカジュアルな印象、現在形で書くと少しフォーマルな印象になります。
ビジネスの場や書面といったやや改まった場では、現在形で表現した方がふさわしいです。実際のところ、新幹線の終着地付近で流れる自動音声も現在形を使用しています。機会があったら耳を傾けてみてくださいね。
熟語「look forward to…」の言い換えや、似た表現は?
「~を楽しみにする」と言えば「look forward to…」ばかりを使いがちなのが日本人。実はすごく簡単な単語でいくつもの書き換えができます。せっかくワクワクするような内容を表現するのですから、多くの言い換えを使って楽しく学習しましょう。
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