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【中国史】皇帝の側近として仕えた「宦官」とはどのような制度?中国史マニアがわかりやすく解説

人間の業が詰まった「宦官」という制度

 「宦官」制度の生まれは、皇帝の嫉妬からでした。自身の皇后や妾を誰にもとられたくないという強い嫉妬心です。さらには配下の権力が大きくなることを恐れた不信によるものでした。

 しかし、宦官は宦官で、去勢されたにも関わらず、いえ、それ故に莫大な権力を欲し、時には皇子を懐柔し、美女をはべらし、さらには皇帝に中毒性の高い植物を良薬といって飲ませた者もいたようです。

 「宦官」という制度は、まさに人間の業が現れた制度だったのではないでしょうか。

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