
【英語】1分でわかる!「make a blunder」の意味・使い方・例文は?ドラゴン桜と学ぶ英語主要熟語

端的に言えばこの熟語の意味は「へまをする」だが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。
TOEIC915点で、海外居住経験も多いライターさくらを呼んだ。一緒に「make a blunder」の意味や例文を見ていくぞ。

解説/桜木建二
「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/さくら
子供の頃から外国に興味を持ち、大学は英文科を卒業。留学、ワーキングホリデー、海外ボランティアなどの経験を持ち三ヶ国語を話す。日常で使う表現を得意とする。
熟語「make a blunder」の意味は?

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「blunder」とは「しくじり」、「へま」、「間違い」といった意味を持ちます。ちょっとしたことから重大な過失まで指すこともありますが、いずれの場合も不注意などから起きたつまらない失敗ということです。
日本語では「へまをする」といいいますが、「do a blunder」などとは言わず「make a blunder」という表現をします。「make」は「作る」という意味のほかに「生じさせる」「引き起こす」という意味もあり、「make a blunder」で「へまをする」という意味になるんですね。
意味「へまをする」
「blunder」は「へま」「失敗」というような意味ですが、「a blunder」となっているように可算名詞、数えられる名詞です。「make a blunder」だと「(ひとつ)へまをする」いうことになりますね。加算名詞ということは複数形も可能なわけですので、「make series of blunders」のようにいくつか失敗が重なったときにも使えますよ。
ちなみに、動詞も同形ですので「I blundered.」のように動詞としても使用可能です。
I made a stupid blunder at work today.
今日仕事でばかな失敗しちゃったよ。
I hope I won’t make too many blunders.
あんまりミスしなければいいけど。
Don’t be afraid to make a blunder, you can learn from it.
へまをすることを恐れるな、そこから学ぶこともできるから。

ここで見たように、熟語「make a blunder」は「へまをする」「失敗する」という意味だ。不注意などから起こる間違いのことで、「ケアレスミス」のようなものを指す。たとえばうっかり玄関の鍵をかけ忘れたとか、財布を家に置いたまま出かけたとかいうような失敗だな。
熟語「make a blunder」の言い換えや、似た表現は?
「make a blunder」のように「へまをする」「失敗する」という意味の英語表現はいろいろあります。同じような表現でも「間違える」「誤る」「ミスをする」などさまざまあり、ニュアンスや用法が異なることも多いですね。よく使われる表現をいくつか見てみましょう。
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