英語の勉強法

【英語】普通名詞を現役塾講師がわかりやすく解説!普通名詞とその注意すべき点とは?

よぉ、桜木建二だ。名詞はいくつかに分類できるが、この「普通名詞」は最も基本となる名詞の種類だ。まずは、「普通名詞」の意味や分類、使い方などを正しく理解することで、「集合名詞」や「物質名詞」「抽象名詞」「固有名詞」との違いもわかりやすくなる。


10数年間、中高生に英語を指導しているライターヤマトススムと一緒に解説していくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/ヤマトススム

10数年の学習指導の経験があり、とくに英語と国語を得意とする。これまで生徒たちを難関高校や難関大学に導いてきた。

普通名詞とは

image by iStockphoto

「名詞」とは、主語になれる品詞で、「〜は(が)」をつけられるものでした。例えば、「学校は」と言えるので「学校」は名詞ですね。そのうち、「名詞」は「普通名詞」のほか、「集合名詞」「物質名詞」「抽象名詞」「固有名詞」に分類されます。

「普通名詞」とはどのようなものか

普通名詞とは、同じ種類のものに共通した呼び方があるもののことです。また、基本的には目で見ることができる形のあるものなので、「数えられる名詞」になります。「apple(りんご)」「bag(カバン)」などがそうですね。また、その他の分類も知っておくと区別しやすくなりますよ。

「普通名詞」目で見て形があり、同じ種類のもので共通している(chair,peachなど)

「集合名詞」グループを1単位とする(family,teamなど)

「物質名詞」液体や粉体など形のないもの(water,sugerなど)

「抽象名詞」概念的な事柄(love,effortなど)

「固有名詞」世界にひとつの固有のもの(Mt.Fuji,Japanなど)

「普通名詞」の扱い

「普通名詞」は「数えられる名詞」であり、単数なら「a」や「an」をつけ、複数であれば「-s」などをつけて数を表現します。ただし、稀に単数と複数が同じである単複同形の単語もありますよ。

ただ、日本語とは違って英語では数を無視することはできません。例えば、自分の職業を言うときに「私は」と言っているので単数に決まっていても、「I am an Englih teacher.」と「a」をつけて表現する必要があります。

単数:My brother is a high school student.(私の兄は高校生である)

複数:He boiled three eggs hard.(彼は3つのタマゴをかたくゆでた)

単複同形:There are a lot of sheep in this farm.(この牧場にたくさんの羊がいる)

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