ドラゴン桜式勉強法学校選び特集

オープンキャンパスは何を見ればいい?-ドラゴン桜式オープンキャンパスへの臨み方

よぉ、桜木建二だ。みんなオープンキャンパスには行ったか?

高校生の間に自分の行きたい大学や自分がいいなと思っている大学に足を踏み入れることができる素晴らしい機会。それがオープンキャンパスだ。大学によっては体験授業もあるから、本当に自分が大学生になったときの体験をすることができる。
だがそんなオープンキャンパスも、どこをどう見たらいいのか結構難しいんだよな。キャンパスの中にはいろんな場所があって、いろんな見るべきものがあるんだ。一体何に気をつけてオープンキャンパスに臨めばいいと思う?

今回は「ドラゴン桜式オープンキャンパスへの臨み方」を、現役東大生にしてStudy-Z編集長の西岡と紹介していくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

西岡壱誠

ライター/西岡壱誠

現役東大生、作家、Study-Z編集長。ドラゴン桜のコンテンツ監修も行っており、ドラゴン桜の受験理論を深く知る一人。

まずは「ドラゴン桜式・オープンキャンパスの臨み方」をチェック!

まずは下記の漫画をご覧ください。

ドラゴン桜で桜木先生が生徒を東大に連れて行ったシーンになります。

キャンパスの建物が古くて歴史を感じさせるところから、大学がどういう特質を持っているのかを観察する桜木先生の観察眼には驚かされますね。

東大は、場所がいい

この漫画に一つ補足しておくと、東京大学というのはいろんな意味でめちゃくちゃいい場所に作られています。東京駅から10分で行ける。最寄りの駅は3つも存在し、いろんな路線からアクセスすることが可能

さらに一番すごいのは、高台で地震や津波が来ても大丈夫な地盤の上に存在しているということです。もし地震や津波は来たとしても、実は東大に逃げ込めば安全だと言われています。そういう場所にドンと存在している大学こそが、東京大学なのです。

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東大は地盤からしっかり考えられて創られた大学なんだ。そこまで考えられていたなんてすごいよな。

オープンキャンパスで見るべきポイント3選

このように、たかがオープンキャンパスといえど、実はいろんなことを学び取れるような部分が多く存在していて、みなさんにとってオープンキャンパスは大学の特質を捉える非常にいい機会に成り得るのです。

オススメなのは、この桜木先生のように、壮大なスケールでいろんな物事を見てみることです。

・この建物はいつ頃作られたものなんだろうか?歴史はどれくらいなんだろうか?

・このキャンパスのバリアフリーはどうなっているんだろうか?

・この大学には外国人はどれくらいいるんだろうか?また、どれくらい外国人に配慮されているんだろうか?

こうしたスケールが大きい問いを自分に対して課してみると、大学の特徴が透けて見えることがあります。

ポイント1.大学の歴史

例えば歴史を感じさせる建物を見たときに、いつ頃建てられたものでそれがいつの時期だったのかを考えると、その大学のアドミッションポリシーがより深く理解できるかもしれません。

東大は漫画で紹介されている通り、これからの日本を牽引する人を創るための教育機関としてでしたね。

ポイント2.大学の立ち位置

例えばバリアフリーがどれくらい進んでいるかとか、外国人への配慮がどれくらい進んでいるのかとか、そういうことを考えてみれば、その大学の立ち位置やメッセージ、「社会貢献のための大学」なのか「国際化に対応した大学」なのか「研究機関としての大学」なのか、そういうその大学がどういうことを大事にしている場所なのかが見えるようになるわけです。

ポイント3.大学の価値観

例えば、東大の食堂にはハラル標記がなされています。ハラルというのは、イスラム教徒の人たちが食べれるご飯なのか食べれないご飯なのかを分けるものです。イスラム法で食べられるとされているものなのかどうかがわかるわけです。

ハラルのことを知らない人も多いかもしれませんが、イスラム教の人たちにとってはこれは死活問題です。一歩間違えれば、宗教的な戒律を破ってしまうことになるわけですから。しかし今、日本のレストランなどではこうした標記はあまりされていませんね。アレルギーの標記がほんの少しだけされているぐらいのものです。日本という国は、イスラム教の人たちが来ることをあまり想定していないと考えることができます。

しかし、東大はイスラム教の人たちに配慮して食を提供しているわけです。これは、多様性を尊重して、東大にイスラム教の人たちが入ってきてもなんの問題もないようにするためだと解釈することができます。こういうちょっとしたところにこそ、大学の特徴は出ているものなのです。

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広いとかきれいとか、そういう表面的なところを見てもだめだ。そんな大学はいくらでもあるからな。それよりもその大学が目指すところを汲んでいけるような視点を持つことがポイントだ。

オープンキャンパスの見所

さて、もう一つオープンキャンパスの見所を紹介したいと思います。

ずばり僕がオープンキャンパスで最も見るべきだと思う場所は「食堂」です。食堂で、ご飯を食べて、周りの学生たちがどんな会話をしているのかを観察してみましょう。するとどんなことが見えてくると思います?

食堂にその学校の日常が見えてくる

ぶっちゃけた話、オープンキャンパスというのはお祭り事であり、用意されたものでしかありません。それは、非日常なのです。

例えばみなさんは、高校を選ぶときに運動会の楽しそうなシーンを見て選びますか?それとも、普通の授業の風景を見て選びますか?

運動会の方が大事だという人もいるかもしれませんが、大抵の人は普通の授業風景を見たいはずです。運動会なんて一年に一回の非日常の出来事。逆に、授業は毎日あること。運動会よりも授業の方が大切な訳です。

そう考えてみると、オープンキャンパスで「用意されたとおりに」授業を受けたり、人と話してもあまり意味がありません。それはあくまでも非日常の出来事です。それがずっと続くわけではありません。

逆に食堂は、日常を表します毎日続いていく方の景色を観察することができるわけです。

だから、食堂を使っている先輩方が話している内容が楽しそうであったり、話に混ざりたいと感じるのであれば、その大学で楽しめるということです。何年かしたら、そこに座っているのはあなたかもしれないのですから。

なんでもない日にも大学に行こう!

そう考えてみると、別にオープンキャンパスの人が多い時期にわざわざ大学に足を踏み入れる必要というのはぶっちゃけた話なかったりします。

これは京大卒の芸人であるロザンの宇治原さんもよく言っていることですが、本当になんでもない普通の日に、何気なくふらっと大学の中に入ってみるというのもオススメです。きっとオープンキャンパスでは見られないような、等身大で飾らない大学生の姿を見ることができると思います。その学生たちが楽しそうで、そこに混ざりたいと思うのであれば、その大学はきっとあなたにとっていい大学だと言えるのではないでしょうか?

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食堂だったり何でもない日だったり、そういう場面にこそその大学・学生の素が見えてくる。イベント時の盛り上がりも気になるだろうが可能なら両方のパターンを見ておくと良いぞ。

大学の特質を考えよう!

本日はオープンキャンパスへの臨み方について説明しました。大学の特質というのは必ず、入試問題の中に現れてきます。どんなにカラーがない大学だとしても、必ずその大学が大事にしている価値観や、そこから紐付いてどういう学生に来て欲しいと考えているかということがしっかり存在しているのです。

だからこそ、オープンキャンパスは実は受験勉強に大いに役に立つのです。

また、きちんと肌で自分の行きたい大学のことを触れられる機会を持つことで、その大学に対する愛着や行きたいというモチベーションを得る機会にも成り得ると思います。みなさんぜひ、オープンキャンパスでいろんなことを知ろうと試してみてください!そして機会があれば、オープンキャンパスではない普通の日にも足を運んでみてください!

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西岡壱誠