

高校1年生の人の中にはそろそろ文系理系を選択しなければならないという人も多いだろう。かたや高校2年生のみんなはそろそろ志望校をしっかり決めろと先生に言われているところなんじゃないか?だが自分の将来を決めかねない大切な志望校なんて、実際どうやって決めればいいのかわからないよな。
今回は「ドラゴン桜式志望校の決め方」を、現役東大生にしてStudy-Z編集長の西岡と紹介していくぞ。

解説/桜木建二
「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/西岡壱誠
現役東大生、作家、Study-Z編集長。ドラゴン桜のコンテンツ監修も行っており、ドラゴン桜の受験理論を深く知る一人。
まずは「ドラゴン桜式・両立法」をチェック!
まずは下記の漫画をご覧ください。
桜木先生曰く、「東大が一番難しいと考えるのは間違っている」とのことですが……?









大事なのは「垂直思考」ではなく「水平思考」
いかがでしょうか?東大は、偏差値上では一番上だと換算されているから一番難しいと判断されていますが、1次試験の足切りは低い学部もありますし、科目が多い分点数としてはそこまで多く取る必要がないこともあります。
また、科目によっては東大よりも難しい大学なんていっぱいあります。数学だけで言えば東工大や一橋大学の問題の方が難しいですし、英語で言えば東京外国語大学や京都大学の問題の方が難しいとも言われています。
というか、単純な比較は不可能な場合が多いです。人によってはAの大学の方が簡単で、人によってはBの大学の方が楽に解ける。偏差値という一つの指標だけで大学の難しさを判断するのは難しいのです。

どうだ、東大が実は何においても1番じゃないことは、ちょっと意外な話だったんじゃないか?こうした先入観を取っ払った上で、じゃぁどういう風に志望校を選ぶか見ていくぞ。
志望校の選び方のポイント
さて偏差値で各大学を見ないとなると、どういう視点で志望校を選べばよいのでしょうか?次に偏差値以外の大学の見ておくべきポイントをご紹介します。
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