この記事では英語の熟語「be involved in ...」について解説する。

端的に言えばこの熟語の意味は「関与する」ですが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

現役の翻訳者であるライターのmiyukiを呼んです。一緒に「be involved in ...」の意味や例文を見ていきます。

ライター/miyuki

都内で働く現役の翻訳者。国内外の論文、報告書などの和訳と英訳を手がける。経験を生かして自然で簡潔な英語表現を伝授する。

熟語「be involved in ...」の意味は?

image by iStockphoto

involve という単語はある物事に関与するというニュアンスをもつ他動詞です。

使い方は多岐にわたりますが、人を主語にして、受動態で「be involved in ...」の形で使用することがあります。

詳しくみてみましょう。

意味その1 「従事(関与)している」

in以下の活動や事業に関与している、というときに使用します。

主語となる人が熱意をもって関わっているのか、仕方なく関わっているのか、といった意味は含まれておらず、ただ「関わっている」というニュアンスです。

He is one of the people who were deeply involved in the project.
彼はその企てに深く関係している人のうちの一人だ。

I’m involved in business.
私は事業をやっています。

She was involved in this construction.
彼女はこの建築に関わった。

意味その2 「巻き込まれる」

in以下の事件や事故などに巻き込まれる、という表現でも使用されます。

He died two days after he was involved in a car crash.
彼は交通事故にあった2日後に死亡した。

She was involved in a murder case.
彼女は殺人事件に巻き込まれた。

I was involved in the trouble.
私はトラブルに巻き込まれた。

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熟語「be involved in ...」の言い換えや、似た表現は?

似た表現に「be concerned in...」「be engaged in...」があります。

詳しく見てみましょう。

言い換え例:「be concerned in...」を使った言い換え

concern を名詞で心配事、懸念事、他動詞で心配させるという意味で覚えている方も多いと思います。

関係する、関与させるといった意味ももつ単語で、「be concerned in...」で「...と関連する」という意味でも使用することができますね。

I am not directly concerned in the affair.
私はこの事件には直接関係していない。

Many companies were concerned in the scandal.
多くの会社が汚職事件に関わっていた。

The man is not concerned in this project.
この人はこの計画には関係していない。

言い換え例:「be engaged in…」を使った言い換え

engage という単語から、婚約、約束などを思い浮かべる方も多いでしょう。誓約で縛るニュアンスを持ち、そこから派生してなにかに従事する、といった意味を表す単語です。

involveと比べると、主体性があり、心から従事しているニュアンスが含まれますね。

「be engaged in…」で「(活動やプロジェクトに)参加する」という意味で使用します。

I'm engaged in development.
私は開発に従事している。

ABC is engaged in the manufacturing.
ABCは生産に携わっている。

He is engaged in export and import trade.
輸出入を営業している。

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熟語「be involved in ...」を使いこなそう

この記事では熟語「be involved in ...」の使用例や、他の表現での言い換えパターンを説明しました。

それぞれのもつ表現のニュアンス、違いを押さえて使い分けできるようしておきましょう。

英語の勉強には洋楽の和訳サイトもおすすめです。
" /> 【英語】1分でわかる!「be involved in …」の意味・使い方・例文は?専門家と学ぶ英語主要熟語 – Study-Z
英語の熟語

【英語】1分でわかる!「be involved in …」の意味・使い方・例文は?専門家と学ぶ英語主要熟語

この記事では英語の熟語「be involved in …」について解説する。

端的に言えばこの熟語の意味は「関与する」ですが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

現役の翻訳者であるライターのmiyukiを呼んです。一緒に「be involved in …」の意味や例文を見ていきます。

ライター/miyuki

都内で働く現役の翻訳者。国内外の論文、報告書などの和訳と英訳を手がける。経験を生かして自然で簡潔な英語表現を伝授する。

熟語「be involved in …」の意味は?

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involve という単語はある物事に関与するというニュアンスをもつ他動詞です。

使い方は多岐にわたりますが、人を主語にして、受動態で「be involved in …」の形で使用することがあります。

詳しくみてみましょう。

意味その1 「従事(関与)している」

in以下の活動や事業に関与している、というときに使用します。

主語となる人が熱意をもって関わっているのか、仕方なく関わっているのか、といった意味は含まれておらず、ただ「関わっている」というニュアンスです。

He is one of the people who were deeply involved in the project.
彼はその企てに深く関係している人のうちの一人だ。

I’m involved in business.
私は事業をやっています。

She was involved in this construction.
彼女はこの建築に関わった。

意味その2 「巻き込まれる」

in以下の事件や事故などに巻き込まれる、という表現でも使用されます。

He died two days after he was involved in a car crash.
彼は交通事故にあった2日後に死亡した。

She was involved in a murder case.
彼女は殺人事件に巻き込まれた。

I was involved in the trouble.
私はトラブルに巻き込まれた。

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