光の屈折について、凸レンズと凹レンズの例を交えながら5分で理系ライターがわかりやすく解説
2-3 凹レンズ
image by Study-Z編集部
最後に凹レンズで作られる像についてです。
基本的には考える3つの光の線は変わりません。
しかし、凸レンズと凹レンズの違いとして、光を集めるか散らすかの性質の差があります。
そのため、作図の際には、軸に平行な光は焦点から出るように考えましょう。
ここでの像は正立の虚像です。
3 レンズと像と焦点との距離の関係式
image by Study-Z編集部
また、虫眼鏡のように実物と像の大きさは同じとは限りません。レンズと物体との距離をa、レンズと像との距離をbとすると、焦点距離との関係と倍率はこのように表されます。
光の屈折はある法則に則って発生する
光の屈折は媒質によって決まっている屈折率に基づいて角度が決まっています。
その性質を利用したレンズも、焦点距離や凸レンズと凹レンズの性質の違いがあることを覚えておいてください。
作図の例もよく見られますので作図の方法は確認しておきましょう。