前置詞は似ているように思えて、判断に迷う人もいるかもしれない。しかし、ここで出てくる「till until by within」については、意味と使えるシーンをはっきり理解しておけば迷うことなく使い分けられるようになる。

10数年間、中高生に英語を指導しているライターヤマトススムと一緒に解説していきます。

ライター/ヤマトススム

10数年の学習指導の経験があり、とくに英語と国語を得意とする。これまで生徒たちを難関高校や難関大学に導いてきた。

時を表す前置詞の基本と「till」「until」

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前置詞「till until by within」をそれぞれ詳しく見て行く前に、時を表す前置詞の基本や見分けるポイントを確認します。また、代表的な「till」と「untill」についても解説していきますよ。

時を導く前置詞の基本

まずは、「時を導く前置詞」の基本や見分け方について説明していきます。「till until by within」は時を導く前置詞の中でも「期限」や「期間」を表す前置詞です。各語とも動作などの時間的な期限を表現できます。

見分けるポイントは、設定された期限ちょうどまで継続するのか、期限より前に終わることもあるのかというところです。例えば、「9時まで寝ていた」なら期限ちょうどまでの行動ですし、「8時までに朝食を食べた」というなら8時という期限までのいつかの時間に食べたということになります。このあたりに注目して、各前置詞の特徴を見ていきましょう。

「till」と「until」の意味と違い

次に、「till」と「until」の意味と違いについて説明します。この「till」と「until」の意味は、ともに「〜まで」で全く同じです。「〜まで」というのは、期限の最後までなんらかの動作を継続しているようすを意味します。なお、「till」「until」とも前置詞のほかに接続詞として使うこともできますよ。

「till」と「until」の違いは、「until」のほうがやや改まった表現であること、また、文頭では「until」を置いて句や節を構成することが多くなっていることです。

I will study English till ten.(私は10時まで英語を勉強するつもりだ)

 →10時まではずっと勉強が継続するということ。

It is summer vacation for us until today.(私たちは今日まで夏休みだ)

 →夏休みは今日も含めて継続してきたということ。

\次のページで「期限や期間を表す前置詞」を解説!/

期限や期間を表す前置詞

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前半で「till」と「until」を見てきましたが、よく似た前置詞に「by」や「within」があります。これらも、時を導く前置詞ですが、「期限」や「期間」を表す意味合いはそれぞれ違ってきますよ。それぞれを詳しく見ていきましょう。

期限を表す「by」

先に、期限を表す「by」について見ていきましょう。期限を表す「by」の意味は「〜までに」です。「〜までに」ということは、期限の最後の瞬間まで動作を継続しているわけではなく、期限以前に済んでしまっていることもあります。ここが「till」や「until」との違いです。

I will finished doing my homework by ten.(私は10時までに宿題を終えるつもりだ)

→10時までに終えるということは、8時や9時に終えるかもしれないということ。

期間を表す「within」

もうひとつの「within」の意味は、「〜以内」として使われます。時間軸のいつということではなく、期間を設定してそれ以内ということです。とくに指定がなければ、今を基準にこれから「〜以内」という意味で使われます。なお、時間以外の「場所」や「概念」の範囲を「within」で表すことのほうが多くなっていますよ。

I will go out within an hour.(私は1時間以内に外出するつもりだ)

 →指定がないので今を起点にしており、出発は30分後や40分後かもしれないということ。

\次のページで「「till until by within」を「継続」「期限」「期間」のキーワードで見分けよう」を解説!/

「till until by within」を「継続」「期限」「期間」のキーワードで見分けよう

「till until by within」の4つの時を導く前置詞について解説しました。「till」と「until」は意味は同じで、その時まで動作などが継続するということを表します。ただ、「until」のほうがやや改まった場面で使い、書き言葉に向いた表現ですね。

「by」は「期限内に」、「within」は「期間内に」という意味でした。「by」はさまざまな用法で、「within」は時以外を導く用法でも使われることが多いのですが、時を導く用法での意味を知っておくと正確な表現につながりますね。

英語の勉強には洋楽の和訳サイトもおすすめです。
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【英語】現役塾講師が前置詞「till until by within」の違いをわかりやすく解説!意味や使えるシーンで区別しよう

前置詞は似ているように思えて、判断に迷う人もいるかもしれない。しかし、ここで出てくる「till until by within」については、意味と使えるシーンをはっきり理解しておけば迷うことなく使い分けられるようになる。

10数年間、中高生に英語を指導しているライターヤマトススムと一緒に解説していきます。

ライター/ヤマトススム

10数年の学習指導の経験があり、とくに英語と国語を得意とする。これまで生徒たちを難関高校や難関大学に導いてきた。

時を表す前置詞の基本と「till」「until」

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前置詞「till until by within」をそれぞれ詳しく見て行く前に、時を表す前置詞の基本や見分けるポイントを確認します。また、代表的な「till」と「untill」についても解説していきますよ。

時を導く前置詞の基本

まずは、「時を導く前置詞」の基本や見分け方について説明していきます。「till until by within」は時を導く前置詞の中でも「期限」や「期間」を表す前置詞です。各語とも動作などの時間的な期限を表現できます。

見分けるポイントは、設定された期限ちょうどまで継続するのか、期限より前に終わることもあるのかというところです。例えば、「9時まで寝ていた」なら期限ちょうどまでの行動ですし、「8時までに朝食を食べた」というなら8時という期限までのいつかの時間に食べたということになります。このあたりに注目して、各前置詞の特徴を見ていきましょう。

「till」と「until」の意味と違い

次に、「till」と「until」の意味と違いについて説明します。この「till」と「until」の意味は、ともに「〜まで」で全く同じです。「〜まで」というのは、期限の最後までなんらかの動作を継続しているようすを意味します。なお、「till」「until」とも前置詞のほかに接続詞として使うこともできますよ。

「till」と「until」の違いは、「until」のほうがやや改まった表現であること、また、文頭では「until」を置いて句や節を構成することが多くなっていることです。

I will study English till ten.(私は10時まで英語を勉強するつもりだ)

 →10時まではずっと勉強が継続するということ。

It is summer vacation for us until today.(私たちは今日まで夏休みだ)

 →夏休みは今日も含めて継続してきたということ。

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