この記事では英語の熟語「remind A of B」について解説する。

端的に言えばこの熟語の意味は「AにBを思い出させる」ですが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

TOEIC880点で、現役の大学生であるライターTakaosushiを呼んです。一緒に「remind A of B」の意味や例文を見ていきます。

ライター/Takaosushi

英語を勉強することが好きで英語科に通う大学3年生。英語を言語学としても勉強する筆者が詳しく解説していく。

熟語「remind A of B」の意味は?

image by iStockphoto

「remind A of B」には「A(人)にB(名詞)を思い出させる」という意味があり、「連想させる」と訳されることもある表現です。

カタカナでよく「忘れてしまいそうなことをもう一度思い出させる、再確認する」という意味で「リマインド」という言葉がビジネスシーンなどで使われますが、そちらも今回詳しく解説していきます。

意味 「AをBに思い出させる」

「remind A of B」は「AにBを思い出させる」という意味で使われ、Bには名詞が入り、原則動名詞は入りません。ある物を見たことによってある記憶が蘇る、といったイメージです。

それでは例文を見ていきましょう。

He reminds me of my father.
彼を見ると私の父を思い出す。(彼と父は似ている)

This picture reminds me of my hometown.
この写真を見ると故郷を思い出す。

That music reminds me of my childhood.
その音楽を聴くと子供時代を思い出す。

「remind A that」「remind to do」

先程「remind A of B」のBには名詞が入ると説明しましたが、同じ意味で名詞ではなく文章を入れたい場合には「that」を、動詞を入れて「〜するよう思い出させる」と言う意味にしたい場合は「to do」を使います。日本のビジネスシーンなどでよく使われる「リマインド」はこれら全ての用法をカバーしている表現ですね。

それでは例文を見ていきましょう。

She reminded me of the meeting.
彼女はミーティングの存在を思い出させてくれた。

She reminded me that the meeting would start at 3 p.m.
彼女はミーティングが午後3時に始まることを思い出させてくれた。

She reminded me to participate in the meeting.
彼女はミーティングに参加することを思い出させてくれた。

\次のページで「熟語「remind A of B」の言い換えや、似た表現は?」を解説!/

熟語「remind A of B」の言い換えや、似た表現は?

次に「remind A of B」の言い換え表現を2つ紹介していきます。

言い換え例:「recall」を使った言い換え

「recall」を使うと、言い換えることができますがこの「recall」は「remind」と違い、「to do」を伴って未来のことについて述べることはできません。あくまで過去に起こったことを「思い出す」という意味で使われます。

また、先程の「remind」は「思い出させる」という意味でしたが、この「recall」は「思い出す」という意味なのでその「思い出すという行為をしている人」が主語になるので順番に気をつけましょう。

それでは例文を見ていきます。

I recalled my mother when I saw her.
私は彼女を見た時、自分の母親を思い出した。(彼女と母親が似ていた)

I recalled the title of the movie when I found it on the Internet.
私はインターネットで見つけた時に映画のタイトルを思い出した。(その前まで思い出せなかった)

She recalled her mother's surname when she saw that picture.
彼女はその写真を見て、母親の苗字を思い出した。

言い換え例:「remember」を使った言い換え

「remember」(覚えている)を使うと、言い換えることができ、「動名詞、to 不定詞、that」を使い「remind」同様過去のことだけでなく、未来のことについても述べることができます。

I remember visiting Hiroshima with my parents.
私は両親と広島を訪れたことを覚えている。

I have to remember to do my assignment.
私は宿題をやることを覚えておかなくてはいけない。

I remember that my brother gave me a book.
私は弟が私に本をくれたことを覚えている。

\次のページで「熟語「remind A of B」を使いこなそう」を解説!/

熟語「remind A of B」を使いこなそう

この記事では熟語「remind A of B」の使用例や、他の表現での言い換えパターンを説明しました。他の似た意味の表現と紛らわしい部分もありますが、日常会話でもよく使われる表現ですので積極的に使用してみましょう!

英語の勉強には洋楽の和訳サイトもおすすめです。
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英語の熟語

【英語】1分でわかる!「remind A of B」の意味・使い方・例文は?専門家と学ぶ英語主要熟語

この記事では英語の熟語「remind A of B」について解説する。

端的に言えばこの熟語の意味は「AにBを思い出させる」ですが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

TOEIC880点で、現役の大学生であるライターTakaosushiを呼んです。一緒に「remind A of B」の意味や例文を見ていきます。

ライター/Takaosushi

英語を勉強することが好きで英語科に通う大学3年生。英語を言語学としても勉強する筆者が詳しく解説していく。

熟語「remind A of B」の意味は?

image by iStockphoto

「remind A of B」には「A(人)にB(名詞)を思い出させる」という意味があり、「連想させる」と訳されることもある表現です。

カタカナでよく「忘れてしまいそうなことをもう一度思い出させる、再確認する」という意味で「リマインド」という言葉がビジネスシーンなどで使われますが、そちらも今回詳しく解説していきます。

意味 「AをBに思い出させる」

「remind A of B」は「AにBを思い出させる」という意味で使われ、Bには名詞が入り、原則動名詞は入りません。ある物を見たことによってある記憶が蘇る、といったイメージです。

それでは例文を見ていきましょう。

He reminds me of my father.
彼を見ると私の父を思い出す。(彼と父は似ている)

This picture reminds me of my hometown.
この写真を見ると故郷を思い出す。

That music reminds me of my childhood.
その音楽を聴くと子供時代を思い出す。

「remind A that」「remind to do」

先程「remind A of B」のBには名詞が入ると説明しましたが、同じ意味で名詞ではなく文章を入れたい場合には「that」を、動詞を入れて「〜するよう思い出させる」と言う意味にしたい場合は「to do」を使います。日本のビジネスシーンなどでよく使われる「リマインド」はこれら全ての用法をカバーしている表現ですね。

それでは例文を見ていきましょう。

She reminded me of the meeting.
彼女はミーティングの存在を思い出させてくれた。

She reminded me that the meeting would start at 3 p.m.
彼女はミーティングが午後3時に始まることを思い出させてくれた。

She reminded me to participate in the meeting.
彼女はミーティングに参加することを思い出させてくれた。

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