英語の勉強法

【英語】現役塾講師が前置修飾をわかりやすく解説!基本パターンを身につけ語順ミスをなくそう

よぉ、桜木建二だ。名詞を修飾するには、前置修飾と後置修飾があるぞ。そのうち前置修飾は英語学習を始めたころから頻繁に出てくるせいか、なんとなく英文をつくっている人も多い。ここで「なんとなく」ではなく文法的に理解しておけば、いつでも正確な英文をつくることができる。

10数年間、中高生に英語を指導しているライターヤマトススムと一緒に解説していくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/ヤマトススム

10数年の学習指導の経験があり、とくに英語と国語を得意とする。これまで生徒たちを難関高校や難関大学に導いてきた。

前置修飾の基本と代表的な例

image by iStockphoto

今回は、名詞を前から修飾する「前置修飾」について解説していきます。前半は、前置修飾の基本と代表的なパターンで前置修飾の基本的な形を身につけましょう。

前置修飾とは?

「前置修飾」とは、名詞を前から修飾することを言います。その際に修飾する語句は「形容詞」や「分詞」などがあり、修飾する語は1語とは限らず2語以上のこともありますよ。修飾した語のカタマリは名詞句となり、名詞が置ける場所にはどこでもおくことができます。

次の文では、名詞「park」の前に置かれている形容詞「large」が「park」を修飾しています。

 I always run in the large park.(私はその広い公園でいつも走っている)

今度は修飾する語が2語あるケースです。2つの形容詞「big」と「sweet」が名詞「peach」の前に置かれて、ともに名詞「peach」を修飾しています。

 He like a big sweet peach.(彼は大きくて甘いモモが好きだ)

「a + 形容詞 + 名詞」の前置修飾

前置修飾の基本的なパターンとして「a + 形容詞 + 名詞」があり、前の形容詞が後ろの名詞を修飾します。この場合、「a」の代わりに「an」「the」「my(代名詞の所有格)」などもよく使われますよ。今まで、なんとなく単語を並べていた人は、この機会に「a + 形容詞 + 名詞」と覚えておくといいですね。

この文では、形容詞「favorite」が後ろの名詞「sport」を修飾しています。この名詞句である「My favorite sport」というカタマリは主語になっています。

 My favorite sport is volleyball.(私の好きなスポーツはバレーボールだ)

\次のページで「その他の前置修飾」を解説!/

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