この記事では英語の熟語「Don't worry.」について解説する。

端的に言えばこの熟語の意味は「心配しないで」ですが、幅広く使うことができる使いやすいフレーズです。

個別指導塾で受験生の指導経験が豊富なライターさとみあゆを呼んです。一緒に「Don't worry.」の意味や例文を見ていきます。

ライター/さとみあゆ

個別指導塾で多くの受験生を指導してきた経験を持つ。そのノウハウを駆使し、受験生だけでなく社会人にも「使える英語」を伝授する。

熟語「Don't worry.」の意味は?

image by iStockphoto

「worry」は「心配する」「気をもむ」という意味の動詞です。つまり「Don't worry.」は否定の命令文の形になっているので、「心配しないで」「気にしないで」という意味になります。

意味その1 「心配しないで」

「Don't worry.」は、何かを心配している相手に「大丈夫?」と伝えるための表現です。例えば何か悪いことが起こった場合や、これから起こるであろう心配事などに対して「心配しないで」という意味で使うことができます。

また「Don't worry about ○○」の形で使われることも多く、「about」の後ろに入るのは心配事の内容です。「Don't worry about it.」の形は決まり文句のように出てくるので、そのまま覚えておいてもいいでしょう。

Don't worry. Things will work out.
心配しないで。何とかなるよ。

Don't worry about others.
他人のことは気にするな。

Please don't worry about what happened last week.
先週のことは心配しないでください。

熟語「Don't worry.」の言い換えや、似た表現は?

「心配しないで」と声をかける時に使う「Don't worry.」。他にもいくつか同じような意味を持つ口語表現があります。

例えば「Never mind.」も「気にしないで」という意味ですが、「Don't worry.」との違いは「大したことではない」というニュアンスを含んでいる点です。何かを心配している人に向かって「大したことないよ」というと逆に嫌な気分にさせてしまうかもしれません。

また「It's not a big deal.」は感謝や謝罪されたときに「大したことない」と謙遜するようなニュアンスがあります。

\次のページで「言い換え例:「Never mind.」を使った言い換え」を解説!/

言い換え例:「Never mind.」を使った言い換え

誰かが失敗したり落ち込んだりしている時に「ドンマイ」と声をかけることがあります。英語の「Don't mind.」をカタカナにしたものだと勘違いしている人も多いと思いますが、実はこれは和製英語です。

「mind」という単語には「気にする」「迷惑がる」などという意味があります。「Don't」を置いて「Don't  mind.」の形にすると「気にしないで」という意味になりそうですが、実際にはこの形で使われることはありません。

「mind」を使って「気にしないで」と伝える表現としては、「Never mind.」が一般的です。

Never mind. That's nothing.
気にしないで。大したことないから。

Never mind. I can go there by myself.
大丈夫。一人で行けるよ。

Never mind about that.
そんなこと気にしないで。

言い換え例:「It's not a big deal.」を使った言い換え

「It's not a big deal.」も同じような意味の表現で、「It's no big deal.」や、さらにカジュアルに「It's no biggie.」とも言うことがあります。「big deal」は「大ごと」や「重大なこと」という意味があり、それを「not」や「no」で否定しているので「大したことではないよ」というニュアンスで訳すといいでしょう。

Thank you for helping me.
助けれくれてありがとう。
It' not a big deal.
そんな大したことじゃないよ。

I'm very sorry I lost your book.
あなたの本を失くして本当にごめんなさい。
It's no big deal.
気にしないで。

熟語「Don't worry.」を使いこなそう

この記事では熟語「Don't worry.」の使用例や、他の表現での言い換えパターンを説明しました。ここで紹介した3つの表現は、相手を励ましたり、慰めたりする時に使うことができます。しかし使い方や使うシーンを間違えると、慰めるつもりが逆効果になってしまったということにもなりかねません。相手に対して失礼にならないよう注意して使いましょう。

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" /> 【英語】1分でわかる!「Don’t worry.」の意味・使い方・例文は?専門家と学ぶ英語主要熟語 – Study-Z
英語の熟語

【英語】1分でわかる!「Don’t worry.」の意味・使い方・例文は?専門家と学ぶ英語主要熟語

この記事では英語の熟語「Don’t worry.」について解説する。

端的に言えばこの熟語の意味は「心配しないで」ですが、幅広く使うことができる使いやすいフレーズです。

個別指導塾で受験生の指導経験が豊富なライターさとみあゆを呼んです。一緒に「Don’t worry.」の意味や例文を見ていきます。

ライター/さとみあゆ

個別指導塾で多くの受験生を指導してきた経験を持つ。そのノウハウを駆使し、受験生だけでなく社会人にも「使える英語」を伝授する。

熟語「Don’t worry.」の意味は?

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「worry」は「心配する」「気をもむ」という意味の動詞です。つまり「Don’t worry.」は否定の命令文の形になっているので、「心配しないで」「気にしないで」という意味になります。

意味その1 「心配しないで」

「Don’t worry.」は、何かを心配している相手に「大丈夫?」と伝えるための表現です。例えば何か悪いことが起こった場合や、これから起こるであろう心配事などに対して「心配しないで」という意味で使うことができます。

また「Don’t worry about ○○」の形で使われることも多く、「about」の後ろに入るのは心配事の内容です。「Don’t worry about it.」の形は決まり文句のように出てくるので、そのまま覚えておいてもいいでしょう。

Don’t worry. Things will work out.
心配しないで。何とかなるよ。

Don’t worry about others.
他人のことは気にするな。

Please don’t worry about what happened last week.
先週のことは心配しないでください。

熟語「Don’t worry.」の言い換えや、似た表現は?

「心配しないで」と声をかける時に使う「Don’t worry.」。他にもいくつか同じような意味を持つ口語表現があります。

例えば「Never mind.」も「気にしないで」という意味ですが、「Don’t worry.」との違いは「大したことではない」というニュアンスを含んでいる点です。何かを心配している人に向かって「大したことないよ」というと逆に嫌な気分にさせてしまうかもしれません。

また「It’s not a big deal.」は感謝や謝罪されたときに「大したことない」と謙遜するようなニュアンスがあります。

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