
【英語】1分でわかる!「be/get used to …」の意味・使い方・例文は?専門家と学ぶ英語主要熟語
端的に言えばこの熟語の意味は「…に慣れている、慣れる」ですが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。
元学習塾講師で難関高校対策を専門にするライターwhite_sugarを呼んです。一緒に「be/get used to …」の意味や例文を見ていきます。

ライター/white_sugar
元学習塾講師。難関国私立高校受験対策英語専門に指導。指導実績は開成高校を筆頭に国立大付属高校、早慶等多数。
熟語「be/get used to …」の意味は?

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「be/get used to …」はbe動詞を使う場合は「…に慣れている」という状態、getを使う場合には「…に慣れる」という動作を表します。
また、toは不定詞のtoではなく前置詞。よって「…」には名詞(句)や動名詞が入ることに注意。中高生の方、ここ、試験に出ます!
これが一般的な熟語ですが、単に「be used to 動詞の原形」の場合は、「~のために使われている」という受動態と不定詞の目的用法の組み合わせです。文の意味を見るまでもなく、toの後ろをチェックすればどちらの意味なのかはっきりと分かるでしょう。
意味その1 「~に慣れている、慣れる」
まずは熟語の使い方に慣れていきましょう。
例文1はtoの後ろに名詞を置くパターン、例文2は動名詞を置くパターンですね。
例文3はgetを使用することで状態ではなく動作に重きを置いているのがわかります。
1.That’s O.K. I am used to such a situation.
いやお構いなく。こういう状況には慣れておりますので。
2.She is so shy that she is not used to going out with a boy.
彼女はとてもシャイなので、男の子とデートするのに慣れていないんだ。
3.As a first year student, my task is to get used to communal living.
新入生として私のやるべきことは、共同生活に慣れることだ。
意味その2 「~ために使われる」
toの後ろに動詞の原形(to不定詞)を用いる場合はこのパターンです。イディオムではありませんが、一応例文とともに紹介しておきます。
This train was once used to carry silk.
この列車はかつて絹を運搬するのに使用されたんだよ。
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