この記事では英語の熟語「be known as ...」について解説する。

端的に言えばこの熟語の意味は「...として知られている」ですが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

元学習塾講師で難関高校対策を専門にするライターwhite_sugarを呼んです。一緒に「be known as ...」の意味や例文を見ていきます。

ライター/white_sugar

元学習塾講師。難関国私立高校受験対策英語専門に指導。指導実績は開成高校を筆頭に国立大付属高校、早慶等多数。

熟語「be known as ...」の意味は?

image by iStockphoto

be knownは「知られている」、前置詞asにはたくさんの意味がありますが、そのうちの「~として」という意味が当てはまります。従って「be known as ...」は「~として知られている」という意味。転じて「~として有名だ」と訳すこともあります。

意味「~として知られている」、「~として有名だ」

be knownを含む熟語はたくさんあるので、勉強中の人はとてもややこしく感じます。幸いなことに「be known as...」は構造がとても簡単。主語と「…」が=で結べるのです。例文をいくつか挙げてみますね。例文4のように「well-known」とすれば「~としてよく知られている/大変有名だ」という意味になりますよ。

1.Mr. Sakuragi is known as a great teacher.
桜木先生は素晴らしい教師として知られている。

2.Yatsuhashi is known as Kyoto souvenir .
八ツ橋は京都土産として知られている。

3.Athens is known as a city of Athena.
アテネは女神アテナの街として知られている。

4.Christopher Lee is well-known as the perfect fit for Count Dracula.
クリストファー・リーはドラキュラのはまり役として大変有名だ。

熟語「be known as ...」の言い換えや、似た表現は?

「~として有名だ、知られている」という表現はとてもたくさんありますので、まとめて紹介してしまいましょう。ほとんど前置詞asを伴うので、セットにしてしまった方が楽に覚えられますよ。

例文1は「be famous  as」を使っています。中学生レベルなので絶対に押さえておきたい言いかえです。例文2は「through the world」の修飾語を取り払うと、「be renowned as」という熟語が見えますね。

例文3は「distinguish(区別する)」という少し難しい単語を使っています。他のものとはっきりと違いが判るという意味合いです。能動態として使う場合は例文3の2文目のように再帰代名詞をして使用するとよいですよ。

逆にシンプルなのが例文4「be noted as」ですね。さらりと使えるとカッコイイです。

\次のページで「混同しやすい表現」を解説!/

1. Ayumi Hamasaki is famous as a singer.
浜崎あゆみは歌手として知られている。

2.Michael Jackson was highly renowned through the world as a singer as well as a dancer.
マイケル・ジャクソンは歌手として、そしてダンサーとして世界中で名を轟かせていた。

3.Walt Disney is distinguished as a legendary animator.
=Walt Disney distinguished himself as a legendary animator.
ウォルト・ディズニーは伝説的なアニメーターとして有名だ。

4.She is noted as a caustic critic.
彼女は辛辣な批評家として知られている。

混同しやすい表現

今度は混同しやすい表現を学習しましょう。中でも「be known」を使ったものを取り上げていきます。

例文1は「be known for」ですね。名物や名産品を紹介したい時に使うと覚えておけばOK。

例文2は「be known to」です。主語のことを誰が知っているのか、その範囲を表します

例文3は「be known by」。この「by」は判断の根拠を示します。今回は有名なことわざを借用しました。今回取り上げたイディオムの中ではお目にかかる頻度は1番低いでしょう。

1.Kyoto is  well-known for old temples and shrines.
=Kyoto is very famous for old temples and shrines.
京都は古い神社仏閣で有名だ。

2.Thomas is known to every one in our school because he is a student council president.
トーマスは生徒会長なので、うちの学校のみんなに知られている。

3.A tree is known by its fruit.
果実を見れば木がわかる(子は親の鑑)。

熟語「be known as ...」を使いこなそう

この記事では熟語「be known as ...」の使用例や、他の表現での言い換えパターンと混同しやすい表現を取り扱いました。前置詞の意味を押さえてしまえば使い分けは簡単なので、焦らないでくださいね。

英語の勉強には洋楽の和訳サイトもおすすめです。
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英語の熟語

【英語】1分でわかる!「be known as …」の意移転味・使い方・例文は?専門家と学ぶ英語主要熟語

この記事では英語の熟語「be known as …」について解説する。

端的に言えばこの熟語の意味は「…として知られている」ですが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

元学習塾講師で難関高校対策を専門にするライターwhite_sugarを呼んです。一緒に「be known as …」の意味や例文を見ていきます。

ライター/white_sugar

元学習塾講師。難関国私立高校受験対策英語専門に指導。指導実績は開成高校を筆頭に国立大付属高校、早慶等多数。

熟語「be known as …」の意味は?

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be knownは「知られている」、前置詞asにはたくさんの意味がありますが、そのうちの「~として」という意味が当てはまります。従って「be known as …」は「~として知られている」という意味。転じて「~として有名だ」と訳すこともあります。

意味「~として知られている」、「~として有名だ」

be knownを含む熟語はたくさんあるので、勉強中の人はとてもややこしく感じます。幸いなことに「be known as…」は構造がとても簡単。主語と「…」が=で結べるのです。例文をいくつか挙げてみますね。例文4のように「well-known」とすれば「~としてよく知られている/大変有名だ」という意味になりますよ。

1.Mr. Sakuragi is known as a great teacher.
桜木先生は素晴らしい教師として知られている。

2.Yatsuhashi is known as Kyoto souvenir .
八ツ橋は京都土産として知られている。

3.Athens is known as a city of Athena.
アテネは女神アテナの街として知られている。

4.Christopher Lee is well-known as the perfect fit for Count Dracula.
クリストファー・リーはドラキュラのはまり役として大変有名だ。

熟語「be known as …」の言い換えや、似た表現は?

「~として有名だ、知られている」という表現はとてもたくさんありますので、まとめて紹介してしまいましょう。ほとんど前置詞asを伴うので、セットにしてしまった方が楽に覚えられますよ。

例文1は「be famous  as」を使っています。中学生レベルなので絶対に押さえておきたい言いかえです。例文2は「through the world」の修飾語を取り払うと、「be renowned as」という熟語が見えますね。

例文3は「distinguish(区別する)」という少し難しい単語を使っています。他のものとはっきりと違いが判るという意味合いです。能動態として使う場合は例文3の2文目のように再帰代名詞をして使用するとよいですよ。

逆にシンプルなのが例文4「be noted as」ですね。さらりと使えるとカッコイイです。

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