この記事では英語の熟語「Don't mention it.」について解説する。

端的に言えばこの熟語の意味は「どういたしまして」ですが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

現役の翻訳者であるライターmiyukiを呼んです。一緒に「Don't mention it.」の意味や例文を見ていきます。

ライター/miyuki

都内で働く現役の翻訳者。国内外の論文、報告書などの和訳と英訳を手がける。経験を生かして自然で簡潔な英語表現を伝授する。

熟語「Don't mention it.」の意味は?

image by iStockphoto

mentionは「~に言及する」「~について述べる」という意味の単語なので、「Don't mention it.」を直訳すると「言及しないで」となりますね。

発現を否定する表現にも見えますが、ネイティブの会話では少し違った意味で使用されることが多いフレーズです。

詳しく見ていきましょう。

意味その1「どういたしまして」

「Don't mention it.」はお礼やお詫びの言葉に対する返答として日常的に使われるフレーズです。

お礼の言葉を述べないで下さい、そんなに気にしないでください、といったニュアンスですね。

「礼にはおよびません」「いいっていいって」などと訳されることもあります。

Not at all. Don't mention it.
いえいえ。お礼には及びません。

Thanks a lot for dinner. Don’t mention it.
夕飯をありがとう。どういたしまして

意味その2 「そのことには触れないでください」

直訳に近い意味で使われることもあります。

触れてほしくない話題や質問をされたときに、その話はしないでほしい、といったニュアンスですね。

意味その1の「どういたしまして」と紛らわしいため、強調の副詞であるevenを伴うことが多いのも特徴です。

Don't even mention it.
そのことについては一切言及しないでください。

Please, don’t mention it in her presence.
どうか彼女の前でその話題には触れないでください。

\次のページで「熟語「Don't mention it.」の言い換えや、似た表現は?」を解説!/

熟語「Don't mention it.」の言い換えや、似た表現は?

「どういたしまして」の他の言い回しに「You’re welcome.」、「No problem.」があります。

日常会話で出番が多いため、同じ表現ばかり使用してしまうと会話が単調になりがちです。複数パターンの言い回しを覚えておくと良いですね。

言い換え例:「You’re welcome.」を使った言い換え

「You’re welcome.」を使うと、言い換えることができます。

「どういたしまして」を言いたいときに1番最初に思いつく表現ではないでしょうか。

日本人にとってはおなじみの表現で、シチュエーションに限らず幅広く使える表現ですね。

You’re welcome. See you tomorrow.
どういたしまして。また明日。

You’re welcome. It was fun.
どういたしまして。楽しかったです。

言い換え例:「No problem.」を使った言い換え

Thank you.への返答として、友人、同僚とのカジュアルな会話で使用されることが多いフレーズですね。

問題ないよ、構わないよ、(自分がしたことは)当然のことです、といったニュアンスがあります。

No problem. I’m having fun, too.
いいんだよ。私も楽しんでるし。

No problem. It’s not big deal.
大丈夫だよ。大したことないって。

\次のページで「熟語「Don't mention it.」を使いこなそう」を解説!/

熟語「Don't mention it.」を使いこなそう

この記事では熟語「Don't mention it.」の使用例や、他の表現での言い換えパターンを説明しました。「どういたしまして」という表現は日常会話での使用頻度が高いので、同じ相手に同じフレーズばかり使用するのではなく、いろいろな表現で伝えることができるとスマートですね。

英語の勉強には洋楽の和訳サイトもおすすめです。
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英語の熟語

【英語】1分でわかる!「Don’t mention it.」の意味・使い方・例文は?専門家と学ぶ英語主要熟語

この記事では英語の熟語「Don’t mention it.」について解説する。

端的に言えばこの熟語の意味は「どういたしまして」ですが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

現役の翻訳者であるライターmiyukiを呼んです。一緒に「Don’t mention it.」の意味や例文を見ていきます。

ライター/miyuki

都内で働く現役の翻訳者。国内外の論文、報告書などの和訳と英訳を手がける。経験を生かして自然で簡潔な英語表現を伝授する。

熟語「Don’t mention it.」の意味は?

image by iStockphoto

mentionは「~に言及する」「~について述べる」という意味の単語なので、「Don’t mention it.」を直訳すると「言及しないで」となりますね。

発現を否定する表現にも見えますが、ネイティブの会話では少し違った意味で使用されることが多いフレーズです。

詳しく見ていきましょう。

意味その1「どういたしまして」

「Don’t mention it.」はお礼やお詫びの言葉に対する返答として日常的に使われるフレーズです。

お礼の言葉を述べないで下さい、そんなに気にしないでください、といったニュアンスですね。

「礼にはおよびません」「いいっていいって」などと訳されることもあります。

Not at all. Don’t mention it.
いえいえ。お礼には及びません。

Thanks a lot for dinner. Don’t mention it.
夕飯をありがとう。どういたしまして

意味その2 「そのことには触れないでください」

直訳に近い意味で使われることもあります。

触れてほしくない話題や質問をされたときに、その話はしないでほしい、といったニュアンスですね。

意味その1の「どういたしまして」と紛らわしいため、強調の副詞であるevenを伴うことが多いのも特徴です。

Don’t even mention it.
そのことについては一切言及しないでください。

Please, don’t mention it in her presence.
どうか彼女の前でその話題には触れないでください。

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