この記事では英語の熟語「treat A as B」について解説する。

端的に言えばこの熟語の意味は「AをBとして扱う」ですが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

TOEIC645点で、現役の英語講師であるライターLilygirlを呼んです。一緒に「treat A as B」の意味や例文を見ていきます。

ライター/Lillygirl

中学時代に苦手だった英語を克服した現役英語講師。わかりやすい説明をモットーに、日々英語にふれている。

熟語「treat A as B」の意味は?

image by iStockphoto

今回の熟語では、「treat」と言う言葉が使われます。

treat」の意味は、「待遇する」とか「取り扱う」です。そのニュアンスをくんで、「treat A as B」は「AをBとして扱う」と言う意味になります。

どんなふうに使えるか、具体的な例を考えましょう。

意味その1 「AをBとして扱う」

「大人として扱う」「物として扱う」というふうな言葉を聞いたことがありませんか?

何かの目的に応じて、通常とは異なる扱い方を言う時に使われますね。
役割や立場が通常と異なる時、この表現を使ってみましょう。

それでは例文です。

He always treat me as an adult.
彼は私をいつも大人として扱ってくれる。

Please treat this book as a treasure. 
この本は宝物として扱ってください。

Don't treat me as a poor person.
私を貧乏人扱いしないで。

意味その2 「AをBとみなす」

「treat A as B」には「〜とみなす」という意味もあります。

ライバルとみなす」とか「答えないなら同意しているとみなす」と使ってみましょう。

それでは例文です。

I am older than you, but I treat you as my boss.
私はあなたより年上だが、あなたをボスとみなしている。

Kate treats Nancy as a rival even Nancy doesn't do so.
ケイトはナンシーのことライバルってみなしてるのよ。ナンシーはそうでもないんだけど。

If you have no answer, I will not treat you as my mate.
返事をしないなら、仲間とはみなさないぞ。

\次のページで「熟語「treat A as B」の言い換えや、似た表現は?」を解説!/

熟語「treat A as B」の言い換えや、似た表現は?

「treat A as B」は「consider」という言葉を使って言い換えることができます。

「consider」は「考える」とか「考慮に入れる」という意味です。

具体的にみてみましょう。

言い換え例:considerを使った言い換え

「consider」を使うと、言い換えることができます。この言葉は少し固い表現です。

考える」というニュアンスが入るので、人だけでなく、物、出来事にも当てはめて用いることができます。
使う時は、「consider A to be B」で「AをBのように扱う」と表現しましょう。
また、「considered A to be B」というふうに「consider」を受け身にすることで、「AはBとして扱われている」という文章も作れます。

例文をみてみましょう。

You should consider the news as our problems.
このニュースは私たちの問題だとみなす必要があるのよ。

She is considered to be honest.
彼女は正直者だとみなされているわ。

I don't consider him to be a thief. 
私は彼のことを泥棒だとはみなさない。

熟語「treat A as B」を使いこなそう

この記事では熟語「treat A as B」の使用例や、他の表現での言い換えパターンを説明しました。

会社や学校では、「〜とみなす」という表現をたくさん使うかもしれません。「扱う」という言葉を、相手の自尊心が高まる方法で使いたいですね。ぜひマスターして、上手に使ってください。

英語の勉強には洋楽の和訳サイトもおすすめです。
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英語の熟語

【英語】1分でわかる!「treat A as B」の意味・使い方・例文は?専門家と学ぶ英語主要熟語

この記事では英語の熟語「treat A as B」について解説する。

端的に言えばこの熟語の意味は「AをBとして扱う」ですが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

TOEIC645点で、現役の英語講師であるライターLilygirlを呼んです。一緒に「treat A as B」の意味や例文を見ていきます。

ライター/Lillygirl

中学時代に苦手だった英語を克服した現役英語講師。わかりやすい説明をモットーに、日々英語にふれている。

熟語「treat A as B」の意味は?

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今回の熟語では、「treat」と言う言葉が使われます。

treat」の意味は、「待遇する」とか「取り扱う」です。そのニュアンスをくんで、「treat A as B」は「AをBとして扱う」と言う意味になります。

どんなふうに使えるか、具体的な例を考えましょう。

意味その1 「AをBとして扱う」

「大人として扱う」「物として扱う」というふうな言葉を聞いたことがありませんか?

何かの目的に応じて、通常とは異なる扱い方を言う時に使われますね。
役割や立場が通常と異なる時、この表現を使ってみましょう。

それでは例文です。

He always treat me as an adult.
彼は私をいつも大人として扱ってくれる。

Please treat this book as a treasure. 
この本は宝物として扱ってください。

Don’t treat me as a poor person.
私を貧乏人扱いしないで。

意味その2 「AをBとみなす」

「treat A as B」には「〜とみなす」という意味もあります。

ライバルとみなす」とか「答えないなら同意しているとみなす」と使ってみましょう。

それでは例文です。

I am older than you, but I treat you as my boss.
私はあなたより年上だが、あなたをボスとみなしている。

Kate treats Nancy as a rival even Nancy doesn’t do so.
ケイトはナンシーのことライバルってみなしてるのよ。ナンシーはそうでもないんだけど。

If you have no answer, I will not treat you as my mate.
返事をしないなら、仲間とはみなさないぞ。

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