物質の三態「固体 液体 気体」〜物質の3つの姿の違いを理系ライターがわかりやすく解説
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3.液体
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ある程度以上原子や分子の運動が激しくなると、配列が乱れ、隣の原子or分子と順番が入れ替われる状態になります。これが液体の状態。
お隣さんと場所交換するだけのエネルギは持っているが、原子や分子が単独でどこかに飛んでいくほどのエネルギはない状態。
液体でのルール:「原子同士順番入れ替えのために一瞬手を離すのはOKだけど、交代したらすぐに手をつなぎなおす」
なぜつなぎなおすのか?つないでいる方が安定だからです。
順番入れ替えOKということは形は変わりたい放題。しかし、みんなつながった状態なので体積は変わらないです。
液体のルールでなぜ一旦手を離した後つなぎなおすのか?端的に言うと、勝手に引っ付いてしまうからです。
液体状態では、原子運動でバラバラになろうとするエネルギーよりも分子や原子同士がくっつこうとするエネルギーの方が大きいからです。
水滴と水滴を並べるとくっついてしますね。あの現象と同じ理屈です。
3-1.沸点
物質の温度を上げて原子or分子の運動が激しくなると、最終的に1つ1つがバラバラになってしまいます。バラバラになり始める時の温度が沸点です。
原子or分子がバラバラになるときのエネルギ。これも原子や分子の種類、配列で決まります。融点と同じ理屈です。
昇華
原子や分子の順番入れ替えOK。うん?入れ替え可能にするならば、「そのまま1つ1つの原子や分子がバラバラになる」のでは。
それが昇華という現象。固体がいきなり気体になる現象です。1つ1つをバラバラにするだけのエネルギを与えないと配列を乱せないケースです。
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