
【英語】1分でわかる!「due to …」の意味・使い方・例文は?ドラゴン桜と学ぶ英語主要熟語

端的に言えばこの熟語の意味は「…が原因で」だが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。
TOEIC900点で、現役の翻訳者であるライターミッシェルを呼んだ。一緒に「due to …」の意味や例文を見ていくぞ。

解説/桜木建二
「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/ミッシェル
中・高生の受験指導を経て、現在はアメリカで翻訳者として活動中。熟語の実践的な使い方を紹介する。
熟語「due to …」の意味は?

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熟語「due to…」には大きく分けて3つの意味があります。1つは「 …が原因で」という意味の熟語。「…のせいで」とネガティブな意味で使われるのが一般的です。よく使われる表現ですから覚えておきましょう。
2つ目は「…に与えられるべき(支払われるべき)」という意味です。一般的に「due to+人」という形を取ります。
3つ目は単語「due」に「to+動詞原型」(不定詞)が付いた形で「…する予定」という意味。これは熟語というより単語「due」の使い方の1つですが、見た目が紛らわしいので意味を覚えておくと良いでしょう。
意味その1 「…が原因で」
基本的に「due to heavy traffic」(交通渋滞のせいで)や「due to bad weather」(悪天候のせいで)など、ネガティブな理由に対して使われます。比較的フォーマルな表現で、会話だけでなく書面やスピーチなどでも使うことができるので覚えておくと便利でしょう。文末だけでなく文頭に置くこともできます。
The train was delayed due to bad weather.
悪天候のため電車が遅れた。
I was late for my appointment due to heavy traffic.
交通渋滞のせいで約束に遅れた。
Due to injury, John couldn’t participate in recent match.
ジョンは怪我をしたせいで、先日の試合に出られなかった。
意味その2 「…に与えられるべき(支払われるべき)」
「due to+人」という形で「誰々に与えられるべき(報酬や賞賛など)」を意味します。意味その1に比べるとあまり目にする機会のない表現かもしれません。
Sarah did not receive money that was due to her.
サラは当然受け取るべきお金を受け取っていなかった。
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