英語の熟語

【英語】1分でわかる!「other than …」の意味・使い方・例文は?ドラゴン桜と学ぶ英語主要熟語

よお、ドラゴン桜の桜木建二だ。この記事では英語の熟語「other than …」について解説する。

端的に言えばこの熟語の意味は「…以外に」だが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

TOEIC915点で、海外居住経験も多いライターさくらを呼んだ。一緒に「other than …」の意味や例文を見ていくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/さくら

子供の頃から海外に興味を持ち、大学は英文科を卒業。留学、ワーキングホリデー、海外ボランティアなどの経験を持ち三カ国語を話す。日常で使う表現を得意とする。

熟語「other than …」の意味は?

image by iStockphoto

「other」は「他に」という意味ですが、「 than」を伴うと「…よりほかは」「…と別の」といった意味になります。「 than」は比較級で使うイメージが強いかもしれませんが、ここでの「than」は「…から離れてほかには」ということで「from」に近い働きをしていますよ。このことについて詳しく解説すると長くなってしまいますので今回は「other than …」意味と用法に絞って説明しましょう。

意味その1 「… を除いて」

「other than …」は、「than」以下のことに限定し、その他を除外するという意味を持ちます。「Other than that …」のように文頭に来ることも可能ですよ。この場合は「that」の示す内容が既に述べられていることになります。

He smokes too much. Other than that, I like him.
彼はタバコが過ぎる。それ以外は、好きなんだけれど。

She trusts nobody other than herself.
彼女は自分以外誰も信用しない。

Everyone finished eating other than Michelle.
ミッシェルを除いては全員が食べ終わった。

I did nothing other than watching TV yesterday.
私は昨日テレビを見る以外に何もしなかった。

意味その2 「… に加えて」

「other than」には「…に加えて」「…のほかに(ある)」という意味もありますよ。訳すと「…のほかに」「…以外に」となりその1の意味と紛らわしいのですが、文脈で判断することになります。その2の意味では「…のほかに加えて(プラスして)」となるので付加する意味、その1の意味では「…のほかを除いて」となるので除外する意味です。

Do you have any color other than blue?
ブルー以外にも色がありますか?

I need to buy some apples other than that.
それ以外にりんごも買わなくてはいけない。

When do you have time other than next Friday?
金曜日以外にはいつ時間がありますか?

She can speak Spanish fluently other than English and Chinese.
彼女は英語と中国語以外にスペイン語も流暢に話す。

\次のページで「熟語「other than …」の言い換えや、似た表現は?」を解説!/

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