地学理科

「先カンブリア時代」ってどんな時代?地学マニアが5分で解説!

真核生物が登場した!

1回目の全球凍結の後、DNAを核内に持つ生物(真核生物)が登場しました。約21億年前のアフリカ・ガボンで見つかった最古の多細胞生物の可能性がある化石は数センチもありました。

2回目の全球凍結とエディアカラ生物群

2回目の全球凍結の後、約5.8億年前の地層からは、胚(受精卵)が発見されています。そして、体長1mを超える生物も現れ始めました。

これをエディアカラ生物群といい、ディキンソニア、キンベレラ、カルニオディスクスなどがその代表例です。現在の生物とは構造が大きく異なっており、やわらかい体をしていたと考えられており、世界各国から見つかっていますが、現在の生物とは別系統とされています。そして、原生代末に絶滅しました。

長すぎて語りつくせない先カンブリア時代

地球の8/9を占める先カンブリア時代はわからないことが多いですが、ここ数十年で分かってきたこともたくさんあります。これからの研究によってこれらの歴史の一端が明らかになるかもしれません。こうして我々が生きているのも全球凍結などの厳しい環境を生き抜いてきた生物たちがあるからなのですね。地球と宇宙を知ることによって自分たちがどのような歩みをたどってきたのか辿るのも地学の重要なテーマです。

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西岡壱誠