
偏差値60以上を目指す数学の問題集はこれ!現役東大生がおすすめする参考書をドラゴン桜桜木とわかりやすく解説

数学の問題は解くよりも解説をじっくり理解するところの方に時間を使え!
桜木流問題集の選び方

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ここで、桜木先生がすすめる問題集の選び方を紹介しましょう。はじめは、7~8割内容がわかるレベルの問題集を選びます。そしてその問題集がわかるようになったらグレードアップしていくという方法がおすすめです。
チャート式は難易度が4種類に分かれていますが、東大に行くレベルでも赤は必要なく、青を完璧にすれば十分だそう。文系は青で十分、また、理系は赤に挑戦してもいいが、初めから赤を選ぶのではなく青を完璧にしたうえで赤にグレードアップするのが適切です。

いきなり赤の問題を全部自分のものにしようと思っても無理だ。まずはチャート式の青からやっていい!
チャート式問題集の進め方

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西岡さんは、チャート式問題集を2~3か月で終わらせる位のペースでじっくり解きました。そして二回目以降は時間をかけず、2週間くらいで解きなおしたそうです。桜木先生は、このペースは浪人生には向いているが、現役生には難しいと言います。
現役生の理想的なペースは、夏休みを使って、夏休みの終わりまでにチャート式の問題集の一周目をなんとか終わらせましょう。難しいかもしれませんが、それを目標にしてみます。そして、秋からはセンターの過去問、東大の過去問に挑戦しながらチャート式の二周目、三周目をやりましょう。

数学はじっくりやるしかない。一問ずつ確実に問題を自分のものにしていくことが重要なんだ。
数学の問題を解くノートも重要!

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西岡さんは問題を解く際ノートに工夫をしたそうです。ノートの真ん中に縦線を引き左右に分割し、左から右へ解いていくと回答が収まります。数学は解いていくうちに書く情報が増えてしまうので、ノートをそのまま使うと解答が収まらないことがありますよね。普段から右と左に分けて書き込んでいく習慣をつけると実際の試験でも慌てることがありません。
また、問題を解く場所と計算をする場所を分けたり、計算用紙をきれいに使う習慣も重要です。整理して書くように訓練するとケアレスミスが防げ、数学の文章題が解きやすくなります。
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