
国語の参考書7選!現役東大生がおすすめする参考書をドラゴン桜桜木とわかりやすく解説【現代文・古文・漢文別】
でもそれはもったいないです!現代文にも効果的に勉強できる参考書があります。二浪の末合格した現役東大生の西岡さんと、ドラゴン桜の桜木さんの解説からおすすめ国語参考書とその活用の仕方を学んでいきましょう。
今回はYouTube「ドラゴン桜チャンネル」から、国語のおすすめ参考書に関する情報をお届けします。
- この記事は「ドラゴン桜チャンネル」の内容からお届けします
- 語彙力・漢字力をつけよう
- おすすめ参考書その1:漢字の意味を理解し語彙力を増やす参考書
- おすすめ参考書その2:難しい漢字に対応した参考書
- 「完成漢字2600」はこんな使い方もおすすめ
- 現代文の読解力をつけよう!
- おすすめ参考書その3:現代文の前提知識がつく参考書
- 出題頻度の高い作家の本を読もう!
- 古文・漢文おすすめ参考書
- おすすめ参考書その4:古文単語の参考書
- おすすめ参考書その5:古典の背景がわかる参考書
- おすすめ参考書その6:これ一冊で点が取れる漢文参考書
- おすすめ参考書その7:漢文でより高得点を目指す参考書
- 国語の勉強は早く始めることがポイント
- 国語は春のうちにしっかりした基礎力をつけておこう!
この記事の目次
語彙力・漢字力をつけよう

image by Study-Z編集部
受験科目の中で西岡さんは現代文を一番早く始めたそうです。現代文は、勉強をしてから結果が出るのに時間がかかる科目。成績がすぐに上がるというものではないからです。ちなみに西岡さんは現代文が苦手だったそう。「文章が長くて何を言っているのかわからない。そもそも書いてある言葉がわからない。英語で英単語がわからなくて文章が読めないのと同じで日本語が読めないということが起こった。」と言います。
語彙力がないのが悩みだった西岡さんは、英語と同じように日本語でも単語・熟語を徹底的に勉強することにしました。そこで選んだ参考書が、次に紹介するものです。

日本語は感じで何となく意味が分かってしまう。なんとなく読めてしまう。でもほとんど実は意味が全く分かっていない、という文章の連なりがあるとテストは解けないぞ。
おすすめ参考書その1:漢字の意味を理解し語彙力を増やす参考書
西岡さんが選んだ参考書は、「生きる漢字・語彙力」。簡単な漢字から難しい漢字まで網羅されており、意味、ポイント、言葉の成り立ち、熟語の使い方などの解説が充実した参考書です。
英単語を覚えるときにはシンプルな単語帳を選んだ西岡さんですが、基礎力がある程度ついている日本語の場合は、情報が多く熟語なども同時に覚えられる参考書のほうが役に立ったそう。
二浪後は、いろいろなものをしっかりと完璧にしてから次に進むという勉強法を進めてきた西岡さんは、この参考書を1か月で完璧にするという意欲で3~4周繰り返しました。

生きる漢字・語彙力
単行本 > 教育・学参・受験
駿台文庫
霜 栄(著)

ゴールデンウィーク前には漢字についてはかなり完璧だ、語彙力を一気に増やすぞ!というつもりでやったんだな。
おすすめ参考書その2:難しい漢字に対応した参考書
「生きる漢字・語彙力」を完璧にした西岡さんですが、現代文で出てくる難しい漢字を覚えるにはもう少しレベルの高いものも必要だと考えて選んだのが「完成漢字2600」。出題頻度の高い漢字、注意を要する漢字を網羅した参考書です。比較的難しい漢字が多く、意味は書いてないので自分で調べる必要があります。
英語の単語帳は一冊に絞った西岡さんですが、日本語は漢字の意味をきちんと理解できるように、「生きる漢字・語彙力」を完璧にしたうえで、その知識を使って「完成漢字2600」で仕上げるという勉強法を選びました。つまり、漢字や語彙の基礎を固めて応用力をつけたということです。

新版完全征服 完成漢字2600―出題頻度順
単行本 > 日本語研究
桐原書店
喜光, 加納(監修)

「生きる漢字・語彙力」で語彙力を増やし、「完成漢字2600」で漢字力だけを上げていったんだな。
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