
社会の参考書5選!現役東大生がおすすめする参考書をドラゴン桜桜木とわかりやすく解説【世界史・地理・日本史別】
確かに教科書をしっかり読むことは重要ですが、それだけでは効率よく覚えられません。教科書を補足するような参考書も多いので、両方使うことでポイントを押さえながら勉強を進められますよ。
ここでは、二浪の末合格した現役東大生の西岡さんと、ドラゴン桜の桜木さんの解説からおすすめ参考書とその活用の仕方、社会の勉強方法を学んでいきましょう。
今回はYouTube「ドラゴン桜チャンネル」から、社会のおすすめ参考書に関する情報をお届けします。
世界史のおすすめ参考書

image by Study-Z編集部
西岡さんが選択したのは世界史と地理。その理由は、世界史と地理は世界のことを両方ともやるから親和性が高いと先生にすすめられたからだそう。まずは、西岡さんが使った世界史のおすすめ参考書と世界史論述対策用のおすすめ参考書を紹介します。
おすすめ参考書その1:タテで勉強しなおす参考書
西岡さんのおすすめは「タテで覚える世界史」。
タテで覚えるとは、国または地域ごとに歴史の流れを覚えること。タテで覚えると各国の歴史の流れを理解することができます。一般的に歴史の教科書や参考書は、歴史を世界全体の流れとして横から見たものが多くありますが、「イベリア半島の歴史を答えなさい」といったタテの流れを問う問題は東大やセンターでもよく出題されるそうです。そのような問題に対応するためには、タテで考える、タテでまとめなおしてみることが必要になります。
この参考書は教科書と併用して使うと効率的です。具体的には、教科書をやりつつ、歴史上の出来事の前後をタテで見直します。教科書と参考書を並行して読み直し、タテで勉強しなおしましょう。

大学入試 タテで覚える世界史B
単行本(ソフトカバー) > 高校生世界史教科書・参考書
KADOKAWA/中経出版
明瀬 美紀(著)

世界史はタテで勉強するのと時間軸の横で勉強する、その両方を交互にやっていくと記憶の定着が早いし、全体で何が起きているのかの理解が進むよな。
おすすめ参考書その2:世界史論述対策用の参考書
論述対策用に西岡さんが選んだのは「世界史論述」。論述問題の解き方を知ることができる参考書です。
論述問題は、問題文に対してどうやってそこからヒントを出すか、ヒントを吸収するか、どういう風に自分の知識をまとめなおして問題に反映させるか、回答していくかということが重要ですが、具体的なやり方が分かりにくいですよね。この「世界史論述」で論述の方法が理解できるようになり、解き方がわかるようになったと西岡さんは言っています。

判る!解ける!書ける!世界史論述 (河合塾シリーズ)
単行本 > ジャンル別
河合出版
伊倉 正武(著)

論述って自分で答え合わせするのすごく難しいよな。学校や塾の先生に問題と自分の解いた答えを持っていき採点を頼む方法があるぞ。そういう生徒がめったにいないから、先生は喜ぶ。よい人間関係ができてもっと熱心に教えてくれるようになるぞ。
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