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このとき静止していたのだから最初の運動量は0ですね。図の右向きを + とした場合次の式が成り立ちます。
0 = -m1V1 + m2V2
爆発の具合がどうであろうとこの運動量総和は必ず0のままです。また、分裂前に運動していた場合は、左辺の 0 の代わりに分裂前の運動量を入れてください。
運動量は保存する!
系に外力が作用しない限り、運動量は必ず保存する。
系(対象にする世界)を広げてもかまわないので、極端に言えば宇宙全体の運動量総和は保存されています。いままで、運動量保存則に反する事例は見つかっていません。
昔、β崩壊という現象を観察しているときに、運動量保存法則が破れているのが見つかったのですが、後に新たな粒子(ニュートリノ)が運動量を持ち去っていることがわかりました。というか、運動量保存則やエネルギー保存則が成り立つように考えたら新しい粒子の可能性に気が付いたといってもいいかもしれません。
現在、科学者たちは広大な宇宙から極微な世界においても運動量保存則は自然を支配する根本法則だと考えていますが、これから先、反例は見つかるでしょうか。
