この記事では英語の熟語「in charge(of…)」について解説する。

端的に言えばこの熟語の意味は「(…の)担当[管理]をして」ですが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

TOEIC850点で、オーストラリアに住んで10年になるライターakikoを呼んです。一緒に「in charge(of…)」の意味や例文を見ていきます。

ライター/akiko

日本では英文学、オーストラリアでは国際貿易とマーケティングを専攻。シドニーに住んで10年、ネイティブが実際に使う自然な英語を紹介する。

熟語「in charge(of …)」の意味は?

image by iStockphoto

「in charge(of …)」は「(…の)担当[管理]をして」という意味の熟語です。「charge」は色々な意味を持つ単語で、日本では「チャージ」と言うと主に「(カードなどに現金を)入金する」という意味で使われていますが、「in charge(of …)」の「charge」は「責任」という意味の名詞で、熟語「in charge(of …)」には、ただの担当というだけでなく、責任者、リーダーであるというニュアンスも含まれます。では、例文と一緒に使い方を見ていきましょう。

意味「(…の)担当[管理]をして」

最初の例文の様に、「in charge of 〜department」と言う場合は、責任のある立場でその部署を管理している、という意味になります。
「人に…を担当させる」と言う場合、二つ目の例文の様に「put」を使って「put someone in charge of …」と言いましょう。
三つ目の例文の様に、「Who's in charge of 国の名前」と聞かれた場合、その国のリーダーを尋ねているので日本の場合は総理大臣の名前が答えになります。

He is in charge of an IT department in this company.
彼がこの会社のIT部門を管理している。

My manager put me in charge of a new coming up project.
マネージャーは私を新しいプロジェクトの担当者に任命した。

「Who's in charge of Japan today?」「It's Shinzo Abe, a prime minister of Japan.」
「今の日本のリーダーは誰ですか。」「安倍晋三、日本の総理大臣です。」

熟語「in charge(of …)」の言い換えや、似た表現は?

熟語「in charge(of …)」に似た表現として、「be responsible for …」「be in control of …」「lead」が挙げられます。それぞれの使い方を例文と一緒に見ていきましょう。

\次のページで「言い換え例:「be responsible for …」「be in control of …」「lead」を使った言い換え」を解説!/

言い換え例:「be responsible for …」「be in control of …」「lead」を使った言い換え

一つ目の例文の「be responsible for …」は「…の責任がある」という意味で「in charge of …」と似た意味を持ちますが、違いとしては「in charge of …」の方が正式に任命されてその責任がある、というニュアンスがありやや硬いフレーズで、「be responsible for …」の方がカジュアルな印象を受けます。
二つ目の例文に出てくる「be in control of …」は「…を管理する」という意味の熟語です。
三つ目の例文の「lead」は「集団を率いる、指揮する」という意味の動詞で、こちらも「in charge of …」と近い意味を持ちます。

Who is responsible for this mess?
ここがこんなに汚いのは誰の責任なの?

He is in control of public order in this city.
彼がこの街の治安を管理している。

The company has appointed him to lead its new sales strategy.
会社は彼に新しい販売戦略を指揮する様に任命した。

熟語「in charge(of …)」を使いこなそう

この記事では熟語「in charge(of …)」の使用例や、他の表現での言い換えパターンを説明しました。特にビジネスシーンで使う機会の多いフレーズです。ただの担当というだけでなく責任者という意味も含まれるという点に気をつけましょう。

英語の勉強には洋楽の和訳サイトもおすすめです。
" /> 【英語】1分でわかる!「in charge (of …)」の意味・使い方・例文は?専門家と学ぶ英語主要熟語 – Study-Z
英語の熟語

【英語】1分でわかる!「in charge (of …)」の意味・使い方・例文は?専門家と学ぶ英語主要熟語

この記事では英語の熟語「in charge(of…)」について解説する。

端的に言えばこの熟語の意味は「(…の)担当[管理]をして」ですが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

TOEIC850点で、オーストラリアに住んで10年になるライターakikoを呼んです。一緒に「in charge(of…)」の意味や例文を見ていきます。

ライター/akiko

日本では英文学、オーストラリアでは国際貿易とマーケティングを専攻。シドニーに住んで10年、ネイティブが実際に使う自然な英語を紹介する。

熟語「in charge(of …)」の意味は?

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「in charge(of …)」は「(…の)担当[管理]をして」という意味の熟語です。「charge」は色々な意味を持つ単語で、日本では「チャージ」と言うと主に「(カードなどに現金を)入金する」という意味で使われていますが、「in charge(of …)」の「charge」は「責任」という意味の名詞で、熟語「in charge(of …)」には、ただの担当というだけでなく、責任者、リーダーであるというニュアンスも含まれます。では、例文と一緒に使い方を見ていきましょう。

意味「(…の)担当[管理]をして」

最初の例文の様に、「in charge of 〜department」と言う場合は、責任のある立場でその部署を管理している、という意味になります。
「人に…を担当させる」と言う場合、二つ目の例文の様に「put」を使って「put someone in charge of …」と言いましょう。
三つ目の例文の様に、「Who’s in charge of 国の名前」と聞かれた場合、その国のリーダーを尋ねているので日本の場合は総理大臣の名前が答えになります。

He is in charge of an IT department in this company.
彼がこの会社のIT部門を管理している。

My manager put me in charge of a new coming up project.
マネージャーは私を新しいプロジェクトの担当者に任命した。

「Who’s in charge of Japan today?」「It’s Shinzo Abe, a prime minister of Japan.」
「今の日本のリーダーは誰ですか。」「安倍晋三、日本の総理大臣です。」

熟語「in charge(of …)」の言い換えや、似た表現は?

熟語「in charge(of …)」に似た表現として、「be responsible for …」「be in control of …」「lead」が挙げられます。それぞれの使い方を例文と一緒に見ていきましょう。

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