化学

太陽に当たってるだけで暑い…第3の伝熱「輻射熱」について理系ライターがわかりやすく解説

今回のテーマは「輻射熱」。直接触れてなくても、電磁波が当たることで、物質自らが発熱する現象です。

身近な例で言うと、太陽からの熱が輻射熱にあたる。熱帯夜、25℃の真夜中か太陽サンサン最高気温25℃の真昼間。どちらが暑く感じるか?

直接触れている「空気」はどちらも同じ温度25℃ですが、太陽光の有無で随分変わりそうです。これに大きく関わっているのが「輻射熱」。理系ライターのR175と解説していくぞ!

ライター/R175

理科教員を目指すブロガー。前職で高温電気炉を扱っていた。その経験を活かし、教科書の内容と実際の現象を照らし合わせて分かりやすく解説する。

1.電磁波による伝熱〜輻射熱〜

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熱の伝わり方は大きく分けて3種類。

熱伝導:物質から物質に熱が伝わる現象

熱伝達:流体の移動により熱が伝わる現象

熱輻射:電磁波により熱が伝わる現象

このうち今回、熱輻射について解説します。

熱輻射は電磁波によって物質が微振動することで発生する熱のことです。

2.電磁波とは

電磁波とは、電場と磁場の変化によって形成される波。

まず電場がある限り、その周りに磁場があり、磁場がある限りその周りに電場が存在。いわゆる「右ねじの法則」or「右手の法則」です。

\次のページで「2-1.電磁波の発生」を解説!/

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