化学

「蒸発・沸騰・気化」この違いって何?気になるワードを元塾講師が解説

よぉ、桜木建二だ。今回は似ているようで実は違う「蒸発・沸騰・気化」の意味について勉強していこう。

解説を見る前に、日常の中にある蒸発と沸騰の具体例を考えてみよう。意外とそれが答えかもしれないぞ。

「○○とは○○という現象で…」こう難しく覚える必要はない。自分なりの言葉で化学を理解できるように、化学に詳しいライターAyumiと一緒に解説していくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

Ayumi05

ライター/Ayumi

理系出身の元塾講師。わかるから面白い、面白いからもっと知りたくなるのが化学!まずは身近な例を使って楽しみながら考えさせることで、多くの生徒を志望校合格に導いた。

1.気化とは

image by iStockphoto

まずは気化という言葉から解説していきましょう。漢字の意味を考えてみると、気体に変化する、気体に化けると言い替えることができそうですね。

では辞書での意味を調べてみましょう。

物質が液体から気体に変わる現象。蒸発と沸騰とがある。また、昇華を含めることもある。

広辞苑より引用

やはり漢字の意味の通りの内容が出てきましたね。物体が液体から気体に変わる現象、ここだけを見れば状態変化や物質の三態の単元で解説した「蒸発」に相当します。

しかし辞書には「沸騰」も気化に当たると書いてありますね。さらに固体から気体への状態変化である「昇華」を意味することもあると書かれています。

ここから言えるのは、「気化」というのは物質が「気体化」する現象の総称であるということです。大きな気化という現象の中に、蒸発や沸騰、昇華という現象が含まれているのだと考えてみましょう。つまり、「水が気化した」という言葉は含みを持っています。「どうやって気化したの?」の部分が蒸発や沸騰に当たるのです。

no-img2″>
 <figcaption class=桜木建二

気化というのは気体に変化する様子を示すもので、さらにその中に分類があるということなんだ。

2.蒸発とは

image by iStockphoto

では気化反応の1つである蒸発についても見ていきましょう。

次のページを読む
1 2 3
Share:
Ayumi05