
【英語】1分でわかる!「help (to) ○○」の意味・使い方・例文は?ドラゴン桜と学ぶ英語主要熟語

端的に言えばこの熟語の意味は「○○するのを助ける」だが、「help」の後ろに原形動詞が続くときには注意が必要だ。
個別指導塾で受験生の指導経験が豊富なライターさとみあゆを呼んだ。一緒に「help (to) ○○」の意味や例文を見ていくぞ。

解説/桜木建二
「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/さとみあゆ
個別指導塾で多くの受験生を指導してきた経験を持つ。そのノウハウを駆使し、受験生だけでなく社会人にも「使える英語」を伝授する。
熟語「help (to) ○○」の意味は?

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「help」の基本的な意味は「助ける」です。カタカナ英語としてもよく見かける簡単な単語ですが、実は自動詞、他動詞、名詞など色々な形で使われる単語でもあります。
「help … (to) ○○」という形は、「…」の部分に人称代名詞の目的格などが入り、「…が○○するのを手助けする」という意味です。helpの後ろに人称代名詞などが入らない「help (to) ○○」のという形もあります。
この記事では「help (to) ○○」について解説していますので、例文と一緒に見て行きましょう。
意味その1 「○○するのを助ける、手伝う」
「help (to) ○○」は、「help+to不定詞」の形で「○○するのを助ける」という意味で使われます。このto不定詞の「to」は省略可能です。このことを覚えていないと、穴埋め問題などの時に単語の数と( )の数が合わない、ということが起こるかもしれません。
My brother helped to start the car.
兄は車を発進させる手伝いをした。
I helped to paint the wall.
私は壁のペンキ塗りを手伝った。
She didn’t help find my unbrella.
彼女は私の傘を探す手助けをしてくれなかった。
意味その2 「○○するのに役立つ、貢献する」
「help」の持つ助けるという意味から、「役に立つ、貢献する」というような訳にもなります。この場合も「to」が省略されることが多く、一見すると動詞が二つ並んでいるように見えるので注意してください。
This book will help to study English.
この本は英語の勉強に役立ちそうだ。
His advice helped make me stronger.
彼の助言は私を強くするのに役立った。
Social workers help to solve many problems.
ソーシャルワーカーは多くの問題を解決するのに貢献する。
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