この記事では英語の熟語「be responsible for ...」について解説する。

端的に言えばこの熟語の意味は「...に対して責任がある」ですが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

現役の翻訳者であるライターmiyukiを呼んです。一緒に「be responsible for ...」の意味や例文を見ていきます。

ライター/miyuki

都内で働く現役の翻訳者。国内外の論文、報告書などの和訳と英訳を手がける。経験を生かして自然で簡潔な英語表現を伝授する。

熟語「be responsible for ...」の意味は?

image by iStockphoto

responsibleという単語は、責任がある、原因がある、という意味の形容詞です。

「be responsible for ...」はresponsibleを使用した頻出の熟語で、様々なシーンで使用することができます。

使い方を覚えておきましょう。

意味その1 「…に対して責任がある」

1つ目の意味は「…に対して責任がある」です。

forの後ろにくる名詞、代名詞の責任者であること、責任を負うこと、を表すときに使用します。

ビジネスの場、普段の会話、どちらでも使われる表現ですね。

He is responsible for the accident.
彼はその事故に責任がある

Who is responsible for this project?
誰がこのプロジェクトの責任者ですか?

Parents are responsible for educating children to become good citizens.
親たちは子どもたちを善良な市民になるように教育する責任がある。

意味その2 「日本語訳のひとつの例」

2つ目の意味は「…の原因となる」です。

responsibleのもつ「責任がある」という意味から派生し、「物事の責任者」つまり「物事の原因」といった意味で使われます。

Smoking was responsible for the death of more than 430 thousand people.
喫煙は43万人以上の死亡原因になりました。

What’s responsible for the accident?
この事故の原因は何?

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熟語「be responsible for ...」の言い換えや、似た表現は?

「be responsible for ...」の言い換えに「in charge of」「liable to」があります。

使い方を詳しく見てみましょう。

言い換え例:「in charge of」を使った言い換え

「in charge of」を使うと、言い換えることができます。

役職、役割を担当している、任されている、といった意味で使用される熟語です。

ビジネスの場で使用するときはリーダー的なポジションであるニュアンスを含むので少し注意が必要ですね。

Who is in charge of the project?
そのプロジェクトの担当者は誰ですか?

But this week, you’re in charge of of the cleaning.
だけど今週はあなたが掃除当番なのよ。

I’d like to speak to someone in charge of technical support.
どなたか技術サポート担当の方とお話がしたいのですが。

言い換え例:「liable to」を使った言い換え

「liable to」を使うと、言い換えることができます。

「liable to」は法律的な責任がある、という意味で契約書などで使用されます

固めの表現ですが、日常的に使用される「~しがちである」という別の意味もある熟語です。

文脈から判断するとよいでしょう。

The people are liable to pay taxes as compensation for living in Japan.
国民は日本で生活をする代わりに税金を納める。

The following persons shall be liable to a fine of 100 to 500 monthly accounting units payable the State.
次に掲げる者は、国家に支払われるべき100から500月例納付単位までの罰金に処される。

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熟語「be responsible for ...」を使いこなそう

この記事では熟語「be responsible for ...」の使用例や、他の表現での言い換えパターンを説明しました。状況や、「責任」の分類によって使う単語が異なってきますので、状況に応じて使えるようになるとスマートですね。

英語の勉強には洋楽の和訳サイトもおすすめです。
" /> 【英語】1分でわかる!「be responsible for …」の意味・使い方・例文は?専門家と学ぶ英語主要熟語 – Study-Z
英語の熟語

【英語】1分でわかる!「be responsible for …」の意味・使い方・例文は?専門家と学ぶ英語主要熟語

この記事では英語の熟語「be responsible for …」について解説する。

端的に言えばこの熟語の意味は「…に対して責任がある」ですが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

現役の翻訳者であるライターmiyukiを呼んです。一緒に「be responsible for …」の意味や例文を見ていきます。

ライター/miyuki

都内で働く現役の翻訳者。国内外の論文、報告書などの和訳と英訳を手がける。経験を生かして自然で簡潔な英語表現を伝授する。

熟語「be responsible for …」の意味は?

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responsibleという単語は、責任がある、原因がある、という意味の形容詞です。

「be responsible for …」はresponsibleを使用した頻出の熟語で、様々なシーンで使用することができます。

使い方を覚えておきましょう。

意味その1 「…に対して責任がある」

1つ目の意味は「…に対して責任がある」です。

forの後ろにくる名詞、代名詞の責任者であること、責任を負うこと、を表すときに使用します。

ビジネスの場、普段の会話、どちらでも使われる表現ですね。

He is responsible for the accident.
彼はその事故に責任がある

Who is responsible for this project?
誰がこのプロジェクトの責任者ですか?

Parents are responsible for educating children to become good citizens.
親たちは子どもたちを善良な市民になるように教育する責任がある。

意味その2 「日本語訳のひとつの例」

2つ目の意味は「…の原因となる」です。

responsibleのもつ「責任がある」という意味から派生し、「物事の責任者」つまり「物事の原因」といった意味で使われます。

Smoking was responsible for the death of more than 430 thousand people.
喫煙は43万人以上の死亡原因になりました。

What’s responsible for the accident?
この事故の原因は何?

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