英語の熟語

【英語】1分でわかる!「account for …」の意味・使い方・例文は?ドラゴン桜と学ぶ英語主要熟語

よお、ドラゴン桜の桜木建二だ。この記事では英語の熟語「account for」について解説する。

端的に言えばこの熟語の意味は「説明する」だが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

10数年間、中高生に英語を指導しているライターヤマトススムを呼んだ。一緒に「account for」の意味や例文を見ていくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/ヤマトススム

10数年の学習指導の経験があり、とくに英語と国語を得意とする。これまで生徒たちを難関高校や難関大学に導いてきた。

熟語「account for」の意味は?

image by iStockphoto

熟語「account for」の主な意味は「説明する」です。「-count」の部分は「計算する、数える」という意味合いがあり、「(収支を)はっきりさせる」や「責任をとる」という意味もあります。

ほかには「(割合を)占める」といった数字を確保するというニュアンスの意味もありますよ。詳しく見ていきましょう。

意味その1 「説明する」

意味の一つは「説明する」で、理由を説明したり、原因を示したり、はっきりさせるという意味合いです。また、主語が人でない場合は「原因 account for 出来事」となり「出来事は原因のせいだ」と表現することもあります。

「account」には名詞もありますが、「account for」は動詞として使われており「for」の後ろは原因・理由となる名詞です。

He accounted for the bad result.
彼は悪い結果の説明をした。

There is no accounting for tasts.
たで食う虫も好き好き。(人の好みは説明できない)

His careless mistake accounted for the accident.
その事故は彼の不注意なミスのせいだ。

意味その2 「占める」

もう一つの意味は「占める」です。「数える」という語源から「数えた結果これだけの数字があった」というニュアンスで数量的に「占める」という意味合いになります。「account for」のうしろには、百分率や数量などを表す語が続きますよ。

The members of the baseball club account for 15% of the students.
野球部の部員たちは生徒の15%を占める。

Chinese account for the majority of the foreign traveler to Japan. 
中国人が日本への外国人旅行者の大半を占める。

This orange juice accounts for 80% of fruit juice. 
このオレンジジュースは果汁が80%もある。

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