化学

「科学」と「化学」はどう違う?奥が深い「かがく」について元塾講師が解説

諸物質の構造・性質並びにこれら物質相互間の反応を研究する自然科学の一部門。

広辞苑より引用

少し難しいことを言っているようですが、簡単に説明すると物質の構造や性質について学び、それらが反応した場合に起こる物質同士の影響や変化について研究する学問です。

氷が解けて水になるのはなぜか、氷と水では構造にどんな違いがあるのか、氷は何度で溶け始めるのか、水は何度で凍り始めるのか…。こういったことを学ぶのが化学という学問といえます。

化学はchemistryといい、語源は錬金術を表すalchemyです。腐食しやすい金属を金などの貴金属に変える錬金術は現実的ではありませんが、物質が変化することがもともとの意味になっているということですね。これは形や性質が別のものになるという意味の化という字にも共通しています。

こういった自然の中にある様々な現象の中から、物質の変化に注目し特化した学問が化学なのです。

4.広義の科学と狭義の化学

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科学というのは学問全般を示す言葉であるとはいえ、一般的に自然科学を指す言葉として使われています。しかしあくまでも科学とは裏付けのある法則や規則といった知識のことです。そして物事の対象がなんであれ、それを理解し、学ぼうとすること自体が科学という学問ということになります。

つまり 科学≧自然科学>化学 ということですね。科学のほうがより広義で使われている言葉なのです。

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科学にもたくさんの分野があるのがわかっただろう。化学はその中の1つにすぎない。学問は本当に奥が深いよなあ。

自然科学の中の化学もまた奥が深い!

科学というのは細分化された1つ1つの学問の総称をいい、その中の1つとして自然科学、化学という分野があるのです。

化学は確かに理系科目とされていますが、科学には文系理系が関係ないということをご理解いただけたでしょうか。何かを学ぶということは科学を学ぶことであり、その中の選択肢として化学を選ぶ人もいるということです。

そしてその化学の中にも遺伝子化学や栄養化学、細胞化学などさらに細かい分野が存在します。知れば知るほど面白い化学の魅力を知っていただけたら嬉しいです。

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Ayumi05