化学

「科学」と「化学」はどう違う?奥が深い「かがく」について元塾講師が解説

2-1.自然科学

image by iStockphoto

科学から化学を連想するのは必ずしも間違いではありません。科学は自然科学の意味で使われることが多く、この自然科学は普段みなさんが勉強している理科や数学に関連しているからです。

法則や習性というものは明確な数値による裏付けがあるものほど見つけやすいのはイメージできるでしょう。実験や測定を行い、方程式などで解き明かしていく知識というのは、どうしても理系的なイメージが強いものです。

中学の授業では理科として一括りにされていますが、高校になると化学、生物、物理のようにさらに細かく教科が分かれます。そしてさらに大学に行けば農学や天文学、工学へとまた違った道も広がっているのです。

余談ではありますが…理科が嫌いだから、数学が嫌いだからと勉強を放棄してしまうと、それだけで自分の進路の可能性を狭めてしまうことになりかねません。だからこそ、進路希望や目標が明確ではないうちはバランスよく勉強しておくのが最善だと思うのです。

no-img2″>
 <figcaption class=桜木建二

自然科学の中にもいろいろな分野があるんだ。それらは日々の生活やモノ作りに活かされているのを知っておこう。

2-2.社会科学

社会科学という言葉はあまり聞き慣れない人もいるでしょう。これらは政治や経済、法律といった分野と繋がりのある学問です。客観的な立場で物事を見極め、より良い環境へ繋げていくための学問といってもいいかもしれません。

例えば、経済をうまく回していくためには政治的な取り組みが必要な場合がありますよね。経営のスペシャリストの力添えも必要でしょう。企業や働き手を守る法の整備も必要不可欠です。

このように社会をあらゆる方向から考える学問を社会科学といいます。

2-3人間科学

人間科学は人文科学ともいわれ、人々がこれまでに積み重ねてきた文化や歴史、思想などを学ぶ学問です。社会科学とともに、いわゆる文系の大学に進学する人が学ぶ分野ともいえます。

言語を通して外国の文化や歴史を勉強したり、哲学や宗教への理解を深めるための学問といっていいでしょう。コミュニケーションをとりながら人への理解を深めていく必要があります。

自然科学が自然、社会科学は社会を対象にした学問であるのに対し、人間科学は人間の思想が研究の対象です。

no-img2″>
 <figcaption class=桜木建二

この2つはいわゆる文系のイメージが強いよな。なんとなく理系の科学とは違った感じがするだろう?

3.化学とは

image by iStockphoto

ここまでで見てきた通り、化学というのは科学の中の自然科学という分類に含まれる1つの分野ということがいえます。

化学という言葉も辞書で引いてみましょう。

次のページを読む
1 2 3
Share:
Ayumi05