
【英語】in と at の違いを現役塾講師がわかりやすく解説!中心となるイメージを比べて違いを知ろう
in と at を比べてみよう

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「in」と「at」は非常にたくさんの意味があります。中心となるイメージから意味を広げていく例として、「時間を表す」場合、「従事するを表す」場合について見ていきましょう。
時間を表す in と at
時間を表す場合にも、「in」と「at」の基本イメージから広げるとわかりやすくなります。「in」のあとには幅のある時間が続き、「at」のあとには瞬間を表す表現が続いていますよ。
I washed the dishes in the morning.(私は午前中に皿を洗った)
→ 午前という時間的な幅がある中のどこかの時間帯で皿を洗う
He got up at seven.(彼は7時に起きた)
→ 一日に24時間ある中での7時という瞬間に起きた
従事するを表す in と at
次は、「従事する」を表すときの「in」と「at」です。この場合でも、広がりのある中のどこかの「in」、広がりのある中の一点を示す「at」をもとに考えるとわかりやくなります。「in」のあとには長期間にわたる事柄、「at」のあとには瞬間的にどうかという表現が続きますよ。
Tom is in business.(トムは商売をしている)
→ 時間的な広がりがあるような長期間しているうちの今も商売をしている
Susie is at work now.(スージーは今仕事をしている)
→ 一日のうちの今という一点において仕事をしている状態である
in と at それぞれの中心となるイメージを比べて違いを見ていこう
これまで、「in」と「at」の違いについて解説しました。場面によっての「in」と「at」の意味を比べるよりも、それぞれが持つ中心となるイメージを比べると違いがわかりやすくなります。「in」は広がりのある中のどこか、「at」は点としてとらえるイメージでした。
「場所」「時間」「従事する」の三つの例を参考に、もとの中心となるイメージの違いが「in」と「at」の意味の違いにつながっていることを確認してみるといいですね。さらに、「in」と「at」はたくさん意味があるので、中心となるイメージとのつながりを調べてみると、理解が深まりますよ。