
【英語】in と at の違いを現役塾講師がわかりやすく解説!中心となるイメージを比べて違いを知ろう
10数年間、中高生に英語を指導しているライターヤマトススムと一緒に解説していきます。

ライター/ヤマトススム
10数年の学習指導の経験があり、とくに英語と国語を得意とする。これまで生徒たちを難関高校や難関大学に導いてきた。
in とat のイメージの違いと代表例

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「in」と「at」の違いについて、それぞれどのような基本イメージを持っておくとよいのかを見ていきます。また、場所に関しての代表的な例をもとにして見ていきましょう。
in と at のそれぞれのイメージ
前置詞については、辞書に書いている意味をそのまま暗記するよりも、中心となるイメージから数ある意味に広げていくと理解しやすくなります。「in」も「at」も辞書で調べると20近くの意味がありますから、それぞれを一つずつ調べて比べるよりも中心となるイメージの違いを正しく理解しておくことが大切ですね。
in … 広がりのある中で。一定の広がりや空間があり、その中にどこかに存在するイメージ。
at … 点としてとらえる。広がりや空間の中での一点を示すイメージ。
場所を表す in と at
「in」や「at」を使って場所を表す場合は、広さの問題ではなく、それぞれが持つイメージによってどちらを使うかが決まります。「in」は広がりのある中のどこかに存在するイメージ、「at」は空間の中でのある一点を示すイメージで考えるといいですね。
My uncle lives in Hakata.(私のおじは博多に住んでいる)
→ 博多という一定の広がりのある中のどこかに住んでいる
I saw my brother at the station.(私は駅で兄に会った)
→ 家周辺や兄弟と会いそうなエリアの中の駅という地点で会った
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