ドラゴン桜式勉強法国語特集

センター試験の国語は「文章の読み方」を見直せ!ドラゴン桜式国語の勉強法

最初と最後の段落を読んでみよう

4ページ目の最初の2段落(四角1,2)は、「リカちゃん人形が、どんどん他のキャラクターを演じ出した」ということが書かれていますね。

そして7ページ目最後の段落(四角15)を見ると、なんだか難しいことが語られていますが、なんとなく「キャラ」や「キャラ化」が重要だと語られています。

『この「キャラ」という言葉は、最初と最後、両方の段落に出ている。もしかしたら、重要な言葉なのかも?』と考えることができると思います。

また、第2段落のはじめには『平成に入ってから』と書かれていますが、最後の段落を見ると、傍線部のところに『相対性の時代には』と書かれています。この二つを見比べれば、『平成』という言葉と『相対性の時代』とが同じことを指しているとわかるはずです。

『キャラ』と『時代(平成)』。この二つを発見した上で両方の段落をもう一度確認すると、両方とも「時代が変わってきて、キャラを演じることが肯定されている」ということが書かれているのがわかると思います。最初で話していることと、最後で話していることが、たしかに同じだということがわかりますね?

最後の段落から内容を絞る

その上で、10ページ目の問2を見てください。もうみなさんは、どれが答えだかわかると思います。

正解は、①です。「設定された枠組みから解放されて、その場に応じた役割を担うようになった」というのは、先ほどの「時代が変わってきて、キャラを演じることが肯定されている」というのと同じ内容ですね。最初の2段落だけを読んでいたら、「あれ?②も怪しいぞ?」「④もそれっぽいな」と考えてしまうかもしれませんが、そのほかの選択肢には、最後の段落で書かれているようなことは書かれていません。

最初と最後を確認するだけで、実は簡単に問題が解けてしまうのです。

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実際の問題を見てどう思った?意外としっかりこのテクニックが通用することがわかるよな。

意外といける!?センター試験国語

センター試験で出題される問題のほとんどは、この法則を適用することができます。2000年〜2018年の問題を確認したところ、だいたい10年分〜13年分はこの法則で問題が解きやすくなることがわかりました。他の問題も、最初を少し読み進めて3段落目まで読んでおいたり、最後から2番目の段落も読んでおいたりすれば、解ける問題ばかりでした。

また、評論文の問題だけではなく、小説でも同じことが言えます。小説の問題でも、『主人公はこんなことを気に病んでいた』と最初の段落に書いてあったのが、最後の段落では『その主人公の悩みは綺麗に解消されたのだった』と書いてあって、「ああ、じゃあ主人公の悩みが解消される話なんだな」と理解できる……なんて問題も結構存在します。

結局どんな文章も、最初と最後にその文章の要旨が詰まっているのです。それさえ理解すれば、実はどんな文章も容易に読めてしまうのです。

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論評文だけでなく小説にも通用するのはありがたい。ネタバレOKなやつは普段の読書で試してみても良いかもな。

センター国語の秘密とは?

一体なぜ、センター試験ではこのテクニックが有効なのでしょうか。

僕はこれを、センター試験が「部分読解」だけでなく「全体の読解」の能力を重視しているからだと考えています。大学入試センターの問題作成部会の見解を見ると、「文章の趣旨を捉えているかどうかを測ることを意図した」と記されています。つまりは、一部分の読解ができているかどうかだけでなく、全体としてどういうことが書かれているかをわかっているかどうかを聞くことも意図されて問題が作られているのです。はじめに「筆者が何が言いたいかわからないと、とことん点が取れない」と嘆く学生が多いという話をしましたが、それは実は出題者の意図通りなのです。全体の趣旨がわからない学生は引っかかるように問題が元から設計されているのです。

 

そして、その出題の意図を加味した時に、有効なのがこの「最初を読んだら、すぐに最後を読む」というテクニックなのです。全体の趣旨さえ理解しておけば、文章の中でわからない言葉や1文が出てきても「だいたいこういうことが言いたいはずだ」と、文章の趣旨から逆算して理解することもできます。また、「こういうことが言いたいんだろう」とわかっているので、スピーディーに文章を読むことにもつながります。誤読も防げますし、速読も可能になるのです。

テクニックを活用してセンター試験の国語を突破しよう!

本日はセンター試験の国語の解き方について説明しました。勉強らしい勉強法がない国語ですが、実はテクニックで解決できることがお分かりいただけたでしょうか?

読み方のコツ1、2、3はどれもすぐ活用できるので、センター試験に臨む受験生のみなさんは一度試してみて、使えそうだったら本番でも試してみてください!また、それ以外の人も一度この読み方を試してみてはいかがでしょうか?

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