日本史

江戸幕府の幕末の主役「土方歳三」を元塾講師がわかりやすく解説!戦に生きた「土方歳三」と新選組が5分でわかる

よぉ、桜木建二だ。勉強の成果を高めるにはそれについて興味を持つと良い。その意味では、土方歳三(ひじかたとしぞう)について勉強するのはそれほど難しくなく、なぜなら彼は歴史上の人物の中でも大河ドラマや漫画の主人公として扱われるほど魅力的かつ人気で自然と興味を持ちやすいからだ。

本来、歴史上の人物の勉強は誕生から年表を辿るのが基本だが、土方歳三においては彼の生きた証とも言える新選組の時代を徹底的に覚えるのが良いだろう。今回、日本史に詳しいライターリュカと一緒に解説していくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

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ライター/リュカ

元塾講師で、現役のライター。塾講師とライター業に共通して「わかりやすい伝え方」に定評がある。今回は得意分野のひとつである「歴史」から土方歳三をわかりやすくまとめた。

土方歳三を学ぶなら新選組を学ぼう

image by PIXTA / 13062217

新選組とはどんな組織なのか

土方歳三を学ぶ上で欠かせないのが新選組です。新選組とは江戸時代の末期である1863年に尊攘派浪士らの鎮圧の目的で結成された浪士隊であり、言わば江戸幕府の補佐を担っていました。

誕生時は壬生浪士組と呼ばれていましたが、同年に起こった八月十八日の政変の活躍により、新選組の名を賜ったのです。ちなみに新選組を漢字で書く際、「新選組」と「新撰組」で悩む人が多いのですが、書籍によって漢字表記が異なります。

ただ最近では前者……つまり「新選組」と表記することが多くなっているようです。さて、そんな新選組ですが活動したのはわずか6年ほどしかありません。結成は1863年、解散は1869年、このわずか6年で日本中に名をとどろかせるほどになりました。

また、新選組のメンバーとして有名なのは土方歳三だけではなく、新選組二代目局長の近藤勇(こんどういさみ)一番組組長の沖田総司(おきたそうじ)らもよく知られています。

新選組が誕生するまでの歴史

元々は浪士組と呼ばれており、江戸幕府の将軍警護を目的で志願者を募ってできた組織です。ただ、浪士組結成を提案した清河八郎は反幕府の思想を掲げる尊王攘夷派の先頭に立たせて活躍させることを本当の目的としていました。

浪士組は清河八郎のこの画策に気づき、その計画を阻止しようと江戸に戻ります。しかし、近藤勇や土方歳三を中心とする試衛館派と芹沢鴨を中心とする水戸派は将軍の警護のため京都の壬生村に残ったままでした。

そして1863年の3月、京都守護職である会津藩の松平容保(まつだいらかたもり)の許可の元に壬生浪士組が誕生したのです。壬生浪士組はその後の八月十八日の政変で大きく活躍、それを機会に新選組の名前を賜ることになりました。

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土方歳三を学ぶ上で欠かせない新選組についてまず覚えておこう。ちなみに組織内では対立が起こっており、芹沢鴨は暗殺されることとなる。その後、近藤勇を局長とした新選組の本格的な活動が始まることになっていくぞ。

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