
【英語】1分でわかる!「be made of …」の意味・使い方・例文は?専門家と学ぶ英語主要熟語
言い換え例:形容詞を使った言い換え
材質によって、使う単語が違います。「鉄の」、「石の」、「木製の」といった形容詞を使えれば、簡単に書き換えられますよ。
Can you see that house which is made of wood?
=Can you see that wooden house?
あの木でできた家が見えるかい?
紛らわしい表現その1:「be made from…」
「be made of …」と同時に学習することが多いのが「be made from」です。「be made from…」の場合、「…」に原料を当てはめると習うことが多いのではないでしょうか。
材料と原料…。区別がよくわかりませんよね。実はネイティブにとっても厳密には線引きができないラインです。「be made from…」の場合は、液体から個体など、性質が大きく変わる場合や、小さな子供が見て何でできているか判断できないようなものに使えばそうそう間違えません。
例文1は石油という液体から服(布地)へと、見た目も性質も大きく変わっています。例文2のように、紙が木から作られているのは比較的小さな子でも知っていますが、見た目で判断することはできませんよね。こういう時に使います。
材質によってofとfromを使い分けると考えるのは誤り。参照例を挙げましたので確認を。
1.Ancient people must be surprised to see clothes are made from oil.
大昔の人が服が石油から作られているのを見たら驚くに違いない。
2.Paper is made from wood.
紙は木から作られる
cf.This house is made of wood.
この家は木で作られている。
紛らわしい表現その2:「be made into…」
もうひとつ紛らわしいのが「be made into…」です。端的に訳すと「…になる」なので、これまでの2つとは違い、でき上がったものが「…」に入ります。
例文2のように「be made from…」と主語を入れ替える書き換えが非常に多いですね。数は少ないですが「be made of…」も同様の書き換えができます。
しかし、便利なのは例文3のように木材を原料(変質あり)としても材料(変質なし)としても使う場合にもひとまとめにできることです。
1.This weat is made into flour, and the flour is made into bread.
この小麦は小麦粉にされ、そしてその小麦粉はパンになる。
2.Milk is made into cheese.
=Cheese is made from milk.
牛乳はチーズになる。
3.Wood is made into many and various things.
木材から多種多様なものができる。
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