この記事では英語の熟語「I could use...」について解説する。

端的に言えばこの熟語の意味は「〜が欲しい」ですが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

TOEIC645点で、現役の英語講師であるライターLilygirlを呼んです。一緒に「I could use...」の意味や例文を見ていきます。

ライター/Lillygirl

英語がないといきていけないほどの英語好きな英語講師。わかりやすい説明をモットーに英語の解説に励む。小さな発見を大切に。

熟語「I could use...」の意味は?

image by iStockphoto

今回考える熟語は「I could use...」です。意味は「〜が欲しい」。

あれれ、「want」なんていう言葉はどこにもないのに…。
しかも「could」って過去形だよね?と思われるかもしれません。

どうして「〜が欲しい」という意味になるんでしょうか?理由とそのほかの表現を考えましょう。

意味その1 「〜が欲しい」

先ほども述べたように、「want」という言葉はありません。今回のキーワードは「could」。

「could」は「can」の過去形です。しかし、「could」の意味は、単なる過去形だけではありません。
「現在、または将来にできる可能性のあること」や「絶対にあり得ないこと」を表現する時に使えます。

つまり、今回の「i could use...」のニュアンスは「…が使えたらいいのになぁ(使える可能性がある、または、その場になくて絶対に使えない状況)」です。

それで日本語訳は「〜が欲しい」となります。例文でみてみましょう。

I could use a car.... 
車が欲しい。

I could use a mango juice.
マンゴージュースが欲しい。

I could use a dictionary.
辞書が欲しい。

意味その2 「〜してくれたらいいのだが」

2番目の表現は「〜してくれたらいいのだが」です。「〜したい」ということもできます。
これはたくさんの場面で使えそうです。
ちょっとした助けが欲しいとか、車で送り迎えして欲しいとかいう時にこの表現を使ってみましょう。

それでは、例文です。

I could use some help.
ちょっと手伝ってくれるとうれしい。

I could use your wisdom to overcome this problem.
この問題を克服するために、君に知恵を貸してほしい。

She could use a little nap. 
彼女は昼寝したいだろうね。

\次のページで「意味その3:「~が必要だ」」を解説!/

意味その3:「~が必要だ」

3つ目の意味は「〜が必要だ」です。これは対象が人ではなく物になる場合に使われます。

汚れた服を見て「洗濯しないと」とか、調子が悪い車をみて「修理が必要だね」というような場合に使ってみましょう。

それでは例文です。

This skirt could use a correction.
このスカートは補正が必要だわ。

Your car could use a large repairs.
おたくの車は大修理が必要です。

熟語「I could use...」の言い換えや、似た表現は?

さて、今度は「I could use...」の言い換え例をみてみましょう。
「I could use..」の言い換えはズバリ「want」です。二つの表現にはどのような違いがあるでしょうか?

一緒に考えましょう。

言い換え例:wantを使った言い換え

「want」を使うと、言い換えることができます。非常によく使う、簡単な英語ですね。

「want」は素直に「ほしい!」という気持ちを表せます。それで、「I could use…」よりも率直で強い言い方です。
「want to」を使って、「〜したい」という気持ちを、「want 人 to ~」を使って「人に〜してほしい」という気持ちを表現してみましょう。

I want a cup of tea.
お茶がいっぱいほしい。

I want to go abroad.
外国に行きたい。

I want you to help her.
私はあなたに彼女を助けてもらいたい。

\次のページで「熟語「I could use...」を使いこなそう」を解説!/

熟語「I could use...」を使いこなそう

この記事では熟語「I could use...」の使用例や、他の表現での言い換えパターンを説明しました。「could」の使い方で、たくさんの意味に広がります。全てを理解することは難しいですが、今回3つの3つの使い方はとてもよく使うので、マスターしましょう。

英語の勉強には洋楽の和訳サイトもおすすめです。
" /> 【英語】1分でわかる!「I could use …」の意味・使い方・例文は?専門家と学ぶ英語主要熟語 – Study-Z
英語の熟語

【英語】1分でわかる!「I could use …」の意味・使い方・例文は?専門家と学ぶ英語主要熟語

この記事では英語の熟語「I could use…」について解説する。

端的に言えばこの熟語の意味は「〜が欲しい」ですが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

TOEIC645点で、現役の英語講師であるライターLilygirlを呼んです。一緒に「I could use…」の意味や例文を見ていきます。

ライター/Lillygirl

英語がないといきていけないほどの英語好きな英語講師。わかりやすい説明をモットーに英語の解説に励む。小さな発見を大切に。

熟語「I could use…」の意味は?

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今回考える熟語は「I could use…」です。意味は「〜が欲しい」。

あれれ、「want」なんていう言葉はどこにもないのに…。
しかも「could」って過去形だよね?と思われるかもしれません。

どうして「〜が欲しい」という意味になるんでしょうか?理由とそのほかの表現を考えましょう。

意味その1 「〜が欲しい」

先ほども述べたように、「want」という言葉はありません。今回のキーワードは「could」。

「could」は「can」の過去形です。しかし、「could」の意味は、単なる過去形だけではありません。
「現在、または将来にできる可能性のあること」や「絶対にあり得ないこと」を表現する時に使えます。

つまり、今回の「i could use…」のニュアンスは「…が使えたらいいのになぁ(使える可能性がある、または、その場になくて絶対に使えない状況)」です。

それで日本語訳は「〜が欲しい」となります。例文でみてみましょう。

I could use a car…. 
車が欲しい。

I could use a mango juice.
マンゴージュースが欲しい。

I could use a dictionary.
辞書が欲しい。

意味その2 「〜してくれたらいいのだが」

2番目の表現は「〜してくれたらいいのだが」です。「〜したい」ということもできます。
これはたくさんの場面で使えそうです。
ちょっとした助けが欲しいとか、車で送り迎えして欲しいとかいう時にこの表現を使ってみましょう。

それでは、例文です。

I could use some help.
ちょっと手伝ってくれるとうれしい。

I could use your wisdom to overcome this problem.
この問題を克服するために、君に知恵を貸してほしい。

She could use a little nap. 
彼女は昼寝したいだろうね。

\次のページで「意味その3:「~が必要だ」」を解説!/

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