この記事では英語の熟語「to tell (you) the truth」について解説する。

端的に言えばこの熟語の意味は「本当のことを言うと」ですが、ネガティブな内容を話す時に使われるということが多いぞ。

個別指導塾で受験生の指導経験が豊富なライターさとみあゆを呼んです。一緒に「to tell (you) the truth」の意味や例文を見ていきます。

ライター/さとみあゆ

個別指導塾で多くの受験生を指導してきた経験を持つ。そのノウハウを駆使し、受験生だけでなく社会人にも「使える英語」を伝授する。

熟語「to tell (you) the truth」の意味は?

image by iStockphoto

「to tell (you) the truth」は、「本当のことを言うと」「実は」という意味の熟語です。日常会話でも耳にしますが、長文読解や選択問題などで出題されることもあります。

to不定詞を含む熟語ですが、文法的に難しく考えるよりは、一つのまとまりとして丸暗記してしまうほうがいいでしょう。

意味「本当のことを言うと」

「to tell (you) the truth」は、これから話す内容の前置きのような役割を果たすため、多くの場合は文頭に置かれます。「本当のことを言うと」というニュアンスの通り、後ろに続く節は相手にとって都合が悪い内容である場合がほとんどです。

つまり「to tell (you) the truth」は、これから期待外れの話をするということを暗示するために使われるフレーズだということを覚えておきましょう。

To tell the truth, I don't want to go out today.
本当のことを言うと、今日は出かけたくない。

To tell you the truth, I am scared of darkness.
実を言うと、私は暗闇が恐い。

To tell you the truth, I don't agree with him.
本音を言えば、私は彼には賛成しない。

熟語「to tell (you) the truth」の言い換えや、似た表現は?

「to tell (you) the truth」と似た意味を持つ表現の中には、後ろにネガティブな話が続く場合に用いるフレーズと、ネガティブにもポジティブにも使用できるフレーズなどがあります

その使い分けは厳密なものではありませんが、基本的な違いは理解しておきましょう。

\次のページで「言い換え例:「to be honest」を使った言い換え」を解説!/

言い換え例:「to be honest」を使った言い換え

「to be honest」は「正直に言うと」という意味の熟語です。「honest」の後ろに「with you」を付けて「to be honest with you」にすると、「二人の間の話だけど」というニュアンスにもなります。

「to tell (you) the truth」と同様に、相手に伝える内容がネガティブな場合に使用されることが多い表現です。

To be honest, I don't believe him.
正直に言うと、彼のことは信用していない。

To be honest with you, I don't understand exactly.
正直に言いますが、あまりよくわかりません。

To be honest, I don't enjoy working with them.
正直なところ、彼らと一緒に働くのは楽しくない。

言い換え例:「actually」を使った言い換え

「actually」も似た意味を持つ単語です。相手が知らないであろうことを言う時に使いますが、話の内容がポジティブでもネガティブでも関係なく使用できます

Actually, he is the president of a company.
実は、彼は会社の社長だ。

Actually, she is pregnant.
実は、彼女は妊娠している。

Actually, I don't like classical music.
本当は、クラシック音楽が好きではない。

熟語「to tell (you) the truth」を使いこなそう

この記事では熟語「to tell (you) the truth」の使用例や、他の表現での言い換えパターンを説明しました。to不定詞を含む熟語は他にも「to begin with」や「to make matters worse」など、たくさんあります。文法的には不定詞の副詞的用法などという解釈もできますが、「to tell (you) the truth」などは理屈抜きで覚えてしまうのがいいでしょう

英語の勉強には洋楽の和訳サイトもおすすめです。
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英語の熟語

【英語】1分でわかる!「to tell (you) the truth」の意味・使い方・例文は?専門家と学ぶ英語主要熟語

この記事では英語の熟語「to tell (you) the truth」について解説する。

端的に言えばこの熟語の意味は「本当のことを言うと」ですが、ネガティブな内容を話す時に使われるということが多いぞ。

個別指導塾で受験生の指導経験が豊富なライターさとみあゆを呼んです。一緒に「to tell (you) the truth」の意味や例文を見ていきます。

ライター/さとみあゆ

個別指導塾で多くの受験生を指導してきた経験を持つ。そのノウハウを駆使し、受験生だけでなく社会人にも「使える英語」を伝授する。

熟語「to tell (you) the truth」の意味は?

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「to tell (you) the truth」は、「本当のことを言うと」「実は」という意味の熟語です。日常会話でも耳にしますが、長文読解や選択問題などで出題されることもあります。

to不定詞を含む熟語ですが、文法的に難しく考えるよりは、一つのまとまりとして丸暗記してしまうほうがいいでしょう。

意味「本当のことを言うと」

「to tell (you) the truth」は、これから話す内容の前置きのような役割を果たすため、多くの場合は文頭に置かれます。「本当のことを言うと」というニュアンスの通り、後ろに続く節は相手にとって都合が悪い内容である場合がほとんどです。

つまり「to tell (you) the truth」は、これから期待外れの話をするということを暗示するために使われるフレーズだということを覚えておきましょう。

To tell the truth, I don’t want to go out today.
本当のことを言うと、今日は出かけたくない。

To tell you the truth, I am scared of darkness.
実を言うと、私は暗闇が恐い。

To tell you the truth, I don’t agree with him.
本音を言えば、私は彼には賛成しない。

熟語「to tell (you) the truth」の言い換えや、似た表現は?

「to tell (you) the truth」と似た意味を持つ表現の中には、後ろにネガティブな話が続く場合に用いるフレーズと、ネガティブにもポジティブにも使用できるフレーズなどがあります

その使い分けは厳密なものではありませんが、基本的な違いは理解しておきましょう。

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