【英語】1分でわかる!「come to terms with …」の意味・使い方・例文は?専門家と学ぶ英語主要熟語
端的に言えばこの熟語の意味は「…と折り合いがつく」ですが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。
10数年間、中高生に英語を指導しているライターヤマトススムを呼んです。一緒に「come to terms with …」の意味や例文を見ていきます。
ライター/ヤマトススム
10数年の学習指導の経験があり、とくに英語と国語を得意とする。これまで生徒たちを難関高校や難関大学に導いてきた。
熟語「come to terms with …」の意味は?
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熟語「come to terms with …」の意味には、「…に折り合いをつける」や「…を受け入れる」があります。表現上はどちらも似ているように感じられますが、何にポイントおいて言っているかによって違いが見えてきますよ。
意味その1 「…と折り合いがつく」
一つ目の意味には「…と折り合いがつく」があります。この場合、「term」は「条件」「条項」を意味しており、人や組織に対して条件や条項の面で協調するイメージです。
「come to」の部分を「make」として、「make terms with …」でも同じ意味で使うことができます。
We tried to come to terms with them.
私たちは彼らと折り合いをつけようとした。
I came to terms with the union leaders.
私は組合の指導者たちと折り合った。
After all they made terms with each other.
結局彼らはお互いに折り合いがついた。
意味その2 「…を受け入れる」
二つ目の意味に「…を受け入れる」があります。結果として「折り合う」ことにはなりますが、納得いかないことや困難なことを「受け入れる」イメージです。その他、「甘受する」「従う」「あきらめる」と訳されることもありますよ。
We had to come to terms with the fact.
私たちはその事実を受け入れなければならなかった。
I can’t come to terms with my father’s death.
私は父の死を受け入れることができない。
He must come to terms with his present salary.
彼は今の給料を受け入れなければならない。
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