
【英語】1分でわかる!「up to …」の意味・使い方・例文は?専門家と学ぶ英語主要熟語
この熟語は複数の意味を持ち、「…まで」や「…次第だ」など、日常会話の中でさまざまな意味やニュアンスで使用されているぞ。
個別指導塾で受験生の指導経験が豊富なライターさとみあゆを呼んです。一緒に「up to …」の意味や例文を見ていきます。

ライター/さとみあゆ
個別指導塾で多くの受験生を指導してきた経験を持つ。そのノウハウを駆使し、受験生だけでなく社会人にも「使える英語」を伝授する。
熟語「up to …」の意味は?

image by iStockphoto
二つの単語「up」と「to」を組み合わせた熟語「up to …」。簡単そうに見えますが、実はこの「up to …」は状況に応じてさまざまな意味に変化します。
ここでは、日常会話などによく出てくる「…まで」と「…次第だ」の使い方を見てみましょう。
意味その1 「…まで」
海外旅行などで「up to 40% off」などというポスターや看板を見かけたことはありませんか?これは「(最大で)40%までオフになります」というセールの情報です。「up to …」の「…」の部分に数字が入り、「(その数字)まで」という意味で使われています。
「…」の部分に入るのは「数字」だけではありません。「場所」や「程度」、「時間」などが入る場合もあるので覚えておきましょう。
Thank you up to now.
今までありがとうございました。
You can get bags up to 80% off during this sale.
セール中はバッグが最大80パーセント引きになります。
I’m afraid it will take up to 5 business days.
申し訳ありませんが、最大で5営業日かかります。
意味その2 「…次第だ」
「…次第だよ」と誰かに決断を委ねる場合にも「up to …」を使うことができます。「…」には人称代名詞や人名などが入るのが一般的です。
カジュアルな口語表現としてネイティブもよく使っていますが、状況によっては「…に責任を負わす」というニュアンスを持つこともあります。
Where do you want to go for lunch?
ランチはどこに行こうか?
It’s up to you.
お任せするよ。
It’s up to my mother whether I can go to his house or not.
彼の家に行けるかどうかは、母にかかっている。
Can I leave this up to you?
これをお任せしてもいいですか?
\次のページで「熟語「up to …」の言い換えや、似た表現は?」を解説!/